鳥に関心を持ち始めてまだ日が浅い頃、川沿いの道で良く見かけたのが、イソシギであった。当時、自分がシギに関心を持つようになるとは、夢にも思っていなかったが、おそらく初めて見たシギがイソシギであったのだろう。
あの頃は、田んぼでも川沿いの道でも沼のほとりでもイソシギには、実に良く出会った。それが、昨今では、イソシギに会う機会がめっきり少なくなってしまった。
この日、2羽のイソシギを見かけた。1羽は、良く見かけるタイプのイソシギ。もう1羽は、ぽっちゃり丸みを帯びているように見えた。あの日以来、イソシギには、出会いの機会がない。寂しい限りである。