田園地帯の風景が大好きで、ずいぶん前から、田んぼには良く足を運んで来た。体調を崩してから、その回数は大幅に減ったが、それでも時折、家人の車で蓮田地帯に出掛けることがある。
今年の秋の渡りは、他の方より少々遅めに出向いたのだが、それでも何かしら出会いがあり感謝している次第である。とりわけ気になっていたツルシギには、何度も出会いの機会に恵まれた。
水のたっぷり入った蓮田を横目に見ながら、車を走らせていると遠くに2羽のシギらしい姿が目に入った。車からでは遠すぎるので、少しだけ歩いてみることにした。かなり大きな蓮田で、2羽のツルシギが、眠っていた。しばらく様子をみていると、2羽が動き出し、この日のモデルになってくれたのである。