タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ フクロウ ]

2021/12/24 思い出のアルバム(6月の出会い)

子どもの頃、自宅にフクロウの剥製があったが、子ども心に、それは、とても怖いもので近づくことを避けていたのだった。野鳥に関心を持つようになって、一番心惹かれる鳥になるとは思ってもいなかった。5月の連休の頃、フクロウの雛の巣立ちのニュースを良く耳にする。今年も数カ所でフクロウの雛が巣立ったようだ。すでに時期を過ぎて遅いかなと思いながら出掛けた場所で、思いがけずフクロウの親鳥に出会った。まだ若い親鳥のようで、あまり警戒心もなく、ゆっくり姿を見せてくれたのである。フクロウに出会うと何故かワクワクしてしまう。子どもの頃の思い出とは、ずいぶんかけ離れた存在になっているフクロウが、こちらを見つめていた。