タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ホシムクドリ ]

2022/1/6 田んぼのひとこま

越冬しているシギチとの出会いをかすかに期待して出掛けた蓮田地帯。やはりと言うべきか当然と表現すべきなのだろうか、全くシギチの姿を見ることがなかった。タイミングが悪かっただけだと思いたいが、過去には、エリマキシギや多数のオオハシシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、オジロトウネンなどを見ているので、何ともやり切れない気分であった。

その日の帰り道、ムクドリの集団に出会った。電線にとまっていたムクドリたちが、次々に乾ききった田んぼに降りて来る。見るともなしに、その光景に目をやると、1羽の鳥が、かすかに光って見えた。ドバトの首の所の輝きにも似た色である。ムクドリの中にドバトが1羽?と思ったが、良く見るとホシムクドリである。予想外の出会いで、嬉しさに胸が弾んだ。出会いに感謝である。