冬の田んぼで、出会いの機会の多いのが、タヒバリとタゲリだろうか。その2種に、ほぼ同じような時間に出会った日があった。タヒバリも2羽で行動していたし、タゲリもやはり2羽で行動していた。
風の少々ある日で、時折、羽がめくれあがったりしたが、タヒバリのゆったりした動きが、何とも微笑ましくて、写真を数枚撮った後、しばらくその様子を眺めていた。タゲリは、程良い光線があたり、綺麗な構造色が出て、冠羽も風になびき、タヒバリと同様、何とも微笑ましく思われた。
寒かった冬の田んぼも、春に向かって緑の草が少しずつ顔を出し始めているようである。また、ゆっくり田んぼを回ってみたいものである。