タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2022/2/1 ヨシガモ

冬を迎えると出会いを楽しみにしているものの一つが、カモ類である。その中で、特に気になっているのが、ヨシガモである。沼のほとりに佇むとヨシガモの雄と雌の姿が見え、時にディスプレイを披露してくれる。

この日の出会いで嬉しかったのは、ヨシガモ雄の飛び立ちから着地(着水)までの一連の流れを写真に収めることがことが出来たことであった。雌のすぐ近くに着水したので、もしかして、この後、ふたり(二羽)は、恋から愛に発展するかと思ったが、雌を通り越して素通りしてしまったので、これから先の話の展開は、なしである。

2022/2/2 シジュウカラ・コゲラ

時折、訪ねる公園。あまり人に出会うこともなくて、ゆっくり出来るのが魅力である。鳥たちとの出会いは、ごくごく普通に見られる種ばかりだが、今は、それで十分である。

この日の出会いは、シジュウカラであった。少し穴の開いた木があり、シジュウカラが飛んで来て、その中を覗き込んでいる。その姿が、何とも微笑ましくて、思わずレンズを向けた。しばらくするとコゲラも近くに飛んできた。静かな公園では、ゆっくりゆったりと時間が流れていく。

2022/2/3 オオハシシギ

毎年、秋の深まりと共に姿を見せてくれるオオハシシギ。多いときには、20羽近い数を観察することが出来るのだが、1ヶ月もしないうちに、どこに雲隠れするのだろうか。姿が全く見えなくなる。

ところが新しい年を迎えると、また突如、オオハシシギが、群れで姿を見せてくれるのである。日によって多少、推移はあるが、20数羽~30数羽のオオハシシギが、見られているという。

私も30羽弱のオオハシシギを見ることが出来た。群れの写真は、いつも思うのだが、なかなか思うようなシーンが撮れない。今回も似たようなシーンばかりだが、出会いの記念にいくつか撮ってみた。夏羽になる頃まで、滞在してくれるだろうか。また、蓮田地帯を訪ねてみたいものである。

2022/2/4 メジロ

都合でなかなか出掛けられず、12月と1月初めに撮影した写真を使い、とりどり日記を更新してきたが、ひとりで近隣を歩いてみようと思い立ち、近くの梅林に足を運んでみた。

今年は、梅の開花が遅れていると友人に聞いていたが、梅林に到着してすぐ目に入ったのが、一輪の白梅であった。まさに「梅一輪一輪ほどのあたたかさ」である。梅の花に心和み、あたりを散策してみるとアジサイの新芽やニホンスイセン、枯れた草の中から顔を見せるセイヨウタンポポなど、春を告げるものが、色々目につく。

可愛い声がして、姿を見せたのは、メジロ。1羽だけであったが、何とも心和む光景を見ることが出来た。

今日は、立春。これから急速に春の足音が大きくなってくることだろう。

2022/2/5 タシギ

収穫の済んだ秋の田んぼで、20数羽のタシギを見かけたのは、ほんのわずかの期間。その後、一体、どこに姿を隠してしまうのか、毎年、不思議に思っている。そのタシギが、寒さと共に、また多数、姿を見せてくれるようになった。

オオハシシギの群れに出会った蓮田で、タシギ10数羽の姿も見ることが出来たのである。タシギの羽は、見れば見るほど美しいといつも感心する。地味で目立たないが、この羽模様は、芸術品のようでもある。これから温かい春の日差しが、降り注ぐようになるまで、ゆっくりその姿を楽しませてくれることだろう。

2022/2/6 ヨシガモ

ヨシガモとの出会いを楽しみに、冬の間、何度か訪れる沼のほとり。この日は、ヨシガモの雄と雌が、たくさん集まっていた。雄は、30羽弱。雌は、10羽ほどであった。

雌は、モテモテで、雌1羽を数羽の雄が取り囲んだりしている。それ故、雄同士の争いも時には、起こったりしている。雄の頭部をナポレオンハットと言うが、なるほどそれらしいと思えるシーンをいくつか撮れたのが、今回の収獲である。

2022/2/7 カルガモ

時折、訪れる小さな公園。小さな池があって、春から夏にかけてトンボの姿が見られるのが楽しみなところである。その池に、この日は、カルガモが集まっていた。今まで多くても3羽~4羽がせいぜいであったが、全部で10羽ほどの姿が見られ少々驚いた。

そのカルガモだが、ひとつのグループは、7~8羽。離れたところに2羽のカルガモがいた。その2羽のカルガモを観察していると、2羽が向き合って、ピコピコと体を揺らし、何やら挨拶している雰囲気。やがて、2羽は、意気投合し、結ばれたのだった。今度は、雛の誕生を見たいものである。

2022/2/8 タゲリ

冬の田んぼで出会いを楽しみにしている鳥のひとつがタゲリである。冬の貴婦人とか田んぼの貴婦人とか言われ、人気度の高い鳥である。

この冬もタゲリを何度か見かけているが、光線の加減で、綺麗な光沢が出ないことも多く、程良い位置にいて、太陽光が程良くあたったときだけ、撮影している。この日の出会いは、程良い水がある田んぼで、光線もまずまず。タゲリが水鏡になって満足の撮影となったのである。

2022/2/9 タカブシギ

水のたっぷり入った冬の蓮田。すでにレンコンの収穫が済み、春の植え付けに備えて、水を入れているのだろうか。冬の蓮田は、所によって色々で、まだ収穫がこれからのところもある。

その蓮田で、タカブシギに出会った。ここは、越冬地になっているようで、タカブシギを10数羽見かけることもある。この日出会ったタカブシギは、水浴びを始めた。鳥たちにとって、水浴びは、寄生虫などから身を守るために、とても大切な行為である。

しばらく様子を見ていると、何度も何度も念入りに水浴びをし、最後は、飛び上がって別の蓮田へと移動して行った。きっとさっぱりして、これからしばらく快適に過ごせることだろう。

2022/2/10 ジョウビタキ

ひっそりとして、あまり人の気配のない公園。鳥たちとの出会いを期待して、時折、その公園を訪ねてみる。車から降りて程なく、目の前に姿を見せてくれたのは、ジョウビタキの雄。まだ若い個体らしいが、実に愛想が良い。羽を広げたり、飛び上がったり、実に様々なシーンを見せてくれた。

少し離れた所では、一瞬ではあったが、ジョウビタキの雌が姿を見せてくれた。

静かな静かな公園。また鳥たちとの出会いを期待して、時折、訪ねてみたいと思っている。

2022/2/11 コサギ

時々訪れる小さな公園。数年前までは、ルリビタキやシロハラなど姿を見せてくれたのだが、近頃は、甲高い声で鳴くヒヨドリを時折、見かけるだけで何とも寂しい限りである。その公園で、珍しくコサギの姿を見かけた。珍しい鳥ではないが、その出会いが嬉しくて、レンズを向けてみた。黄色い足が愛らしい。ふんわりした羽が美しい。コサギは、やはり魅力的な鳥である。

近くの電線には、カワラヒワが大集合し、離れたところの電柱には、ノスリとトビの姿。板の柵のところには、ジョウビタキが姿を見せてくれた。散歩道では、色々な出会いが待っていてくれる。

2022/2/12 ヨシガモ

寒い季節、カモとの出会いが楽しみである。沼のほとりに佇むと、ヨシガモ、オナガガモ、カルガモ、コガモなどが観察出来る。特に目を引くのが、ヨシガモのディスプレイの光景である。

冬になると、何度か沼のほとりを訪ねるが、この日、50羽近くのヨシガモが、岸に近いところに姿を見せてくれた。雄の姿が圧倒的に多かったが、雌1羽を5羽以上もの雄が取り囲んでいる光景も見られ、恋の季節、まっただ中という感じであった。

のどかなのどかな沼のほとり。また、ゆっくり訪ねてみたいものである。

2022/2/13 ヤマガラ

毎年、夏の終わりから晩秋にかけて姿を見せてくれるヤマガラ。今季は、エゴノキの実が少なくて、あっという間に食べ尽くし、ヤマガラの姿を見る機会もごくごくわずか数日だけであった。

そのヤマガラが、貯食している光景を見る機会があったのだが、まさか、それを探しに来るとは思ってもみなかった。ある寒い朝、洗濯物を干しにベランダに出て見ると、丸裸のエゴノキにヤマガラの姿が見えた。大急ぎでカメラを取りに家に入ったのだが、戻ってみるとヤマガラの姿はなく、以前、エゴノキの実を貯食していた付近をしきりにクチバシで突いている。

ふ~む。なるほど。と感心しながら、その行動をしばし見入ってしまった。ヤマガラは、貯食した場所をしっかり覚えていたらしい。とても寒い朝であったが、心がほかほか温かくなり、嬉しさで胸がいっぱいになったのだった。

2022/2/14 タシギ

うっすらと氷が張るような寒い朝。蓮田地帯を訪問した。新しい年を迎えてから、蓮田で良く見かけるのがタシギである。この日もうっすらと氷が張っている蓮田を覗いて見ると、タシギの姿が見えた。

蓮田の氷が少し溶けかけているので、タシギも歩きやすいようだ。軽やかな足取りで、まるでフィギュアスケートでも見ているようだ。時折、立ち止まって餌取をしている。背景によって見慣れたタシギも印象が違ってくる。寒い朝であったが、タシギの軽やかな足取りを見ていると心が和み、しばし寒さを忘れていた。

2022/2/15 オジロトウネン

越冬しているシギチに会いたくて、何度か蓮田地帯に足を運んだが、思うような成果が得られない日もあり、その折々の出会いを大切にしなければとしみじみ思ったことであった。

この冬の出会いの中で、印象に残っている出会いのひとつが、オジロトウネン2羽との出会いである。最初は、かなり遠くにいて、双眼鏡で、オジロトウネンかもしれないという程度であった。その2羽が、よちよち歩きのような歩き方で、少しずつ少しずつ、こちらに向かって来る様子を見ていると、何とも微笑ましくて拍手を送りたいような、そんな気分になっていた。

近づいてくるほどに、オジロトウネンの特徴のひとつである黄色い脚が、ハッキリ見えて、ようやくレンズを向けた次第である。お世辞にも綺麗とは言えない背景であるが、これが、蓮田の光景であり、越冬のシギチが好んで集まる場所なのである。

2022/2/16 シジュウカラ

風があったり、寒かったりで、近隣の散歩を一日延ばしにしていたが、風もなく穏やかな日の午後、ゆっくり出掛けることにした。お散歩用のコンデジのカメラは、とても便利で、歩くことが大変な私には、何とも有り難い機材である。

そのコンデジのカメラを肩から提げ、杖をついて、近隣をぐるりとひとまわり。鳥の声は聞こえるが、姿はなかなか確認出来ない。カワヅザクラの蕾は膨らみ始めているが、開花までには、まだまだ時間がかかりそうである。ヒイラギナンテンは、ひとつきほど前には、濃い緑色だったが、今は、真っ赤である。

どこからかシジュウカラの囀りが聞こえて来た。高い高い木の上にいたシジュウカラだが、何と、目の前の植え込みの所に飛んで来てとまった。右を向いたり、左を向いたり、大サービスである。ゆったり歩く散歩道。シジュウカラの登場で、私の心は、一足早く春が訪れたようで、ひととき胸が弾んだ。

2022/2/17 ヒバリシギ

ヒバリシギは、何とも愛らしい姿で、トウネン同様、大好きである。識別が、まだあやふやな頃は、黄色い足のシギということで、足に注目して、ヒバリシギを探したものであった。春の渡りでは、ヒバリシギとの出会いの機会がわりと多い。続いて多いのが、秋の渡りであろうか。

越冬のヒバリシギを初めて見たときは、これは、一体何者?と思って、すぐには、ヒバリシギとは、分からなかった。今季も、噂には、聞いていたが、思いがけずヒバリシギに会うことが出来、それも近距離で撮影出来て、嬉しい限りである。

こんなに近くで、ゆっくり観察出来ることは、なかなかないことと思う。貴重な出会い、思いがけない出会いに感謝である。

2022/2/18 タヒバリ

冬の田んぼで、出会いの機会の多いのが、タヒバリとタゲリだろうか。その2種に、ほぼ同じような時間に出会った日があった。タヒバリも2羽で行動していたし、タゲリもやはり2羽で行動していた。

風の少々ある日で、時折、羽がめくれあがったりしたが、タヒバリのゆったりした動きが、何とも微笑ましくて、写真を数枚撮った後、しばらくその様子を眺めていた。タゲリは、程良い光線があたり、綺麗な構造色が出て、冠羽も風になびき、タヒバリと同様、何とも微笑ましく思われた。

寒かった冬の田んぼも、春に向かって緑の草が少しずつ顔を出し始めているようである。また、ゆっくり田んぼを回ってみたいものである。

2022/2/19 コハクチョウ

地元の川にコハクチョウが飛来していると話に聞いていたが、なかなか出掛けられず、遅ればせながら出掛けてみると、2羽のコハクチョウの姿が見られた。

ゆったりと泳いでいるコハクチョウの姿は、白鳥の郷で見る光景とは、全く違っていて、実に新鮮であった。冬の日差しを浴びて川の水面が、清々しく気持ちが良い。そこに純白のコハクチョウが姿を見せると美しい一幅の絵を見るようであった。そろそろお別れの時期だろうか。また、来季、姿を見せて欲しいものである。

2022/2/20 散歩道

ずっと気になっていたカワヅザクラ。自宅のすぐ近くにあるのだが、買い物に行く方角と反対方向なので、なかなか足が向かない。やっと重い腰をあげて行ってみると、ほんの1輪2輪咲いていた。まだまだ蕾は、かなり固い。

辺りを一回りしてみるとミツマタ、沈丁花、ヒイラギナンテンなどが目につく。小さな公園の近くに差し掛かると、何やら鳥が飛んできた。ヒヨドリかな?と思ったが、良く見るとモズである。この散歩道で、モズに会うのは初めてなので、少々嬉しくなった。

カワヅザクラは、間もなく五分咲きになり、メジロの姿が見られる日も近いことだろう。

2022/2/21 シジュウカラガン

地元の川のほとりにシジュウカラガンが飛来していると聞いたのは、昨年末の頃のことである。重い腰をあげて、やっと現地を訪ねてみると、コブハクチョウやオオバンなどの影に見え隠れしているシジュウカラガンの姿があった。

シジュウカラガンに会いたくて、わざわざ遠方まで足を運んだこともあったが、今回、これほど近くで見る機会が巡ってくるとは思っていなかった。すぐ近くにいるコブハクチョウがあまりに大きいからだろうか。シジュウカラガンの大きさ(小ささ)に少々驚きながらの撮影であった。

2022/2/22 タカブシギ

寒い朝であったが、少々早めに家を出て蓮田地帯に向かった。車の中は温かいが、窓を開けると冷気が顔を撫で何とも寒い。

蓮田に到着して程なく、目に入ったのがタカブシギであった。あまりに近すぎて少々戸惑いながら、レンズを向けた。鳥たちにとって水浴びは、自分の体を守るために大切な行為なのだが、真冬の水浴びは、少々心配になってくる。しかし、そんな心配をよそに、タカブシギは、気持ち良さそうに水浴びを続けていた。

2022/2/23 タシギ

秋の渡りの頃、田園地帯、特に刈田で群れで見かけるタシギ。多いときには、20数羽~30数羽の群れを見るのだが、秋の深まりと共に姿が見えなくなり、一体どこに隠れてしまったのかとあちこち探すのだが、なかなか見つけることが出来ない。

そのタシギを年末の蓮田で10数羽見かけ、年が明けてから、オオハシシギの大きな群れと共に、見ることが出来た。どうやら、この蓮田は、居心地が良いようで、毎年、オオハシシギとタシギが集まる光景を見ることが出来る。

あまりたくさんの数のタシギになると感激が薄れるが、今回は、緑の草のところで背景に恵まれ嬉しいことであった。

2022/2/24 ヒドリガモ・コガモ

暖かい季節を迎えるとオオヨシキリの声で賑わう川沿いの道。今は、枯れた葦や枯れ草が目立ち、時折、飛び立つスズメを見かける程度である。

枯れた葦の隙間から、川の流れを眺めていると、鴨の姿が目に入った。ヒドリガモとコガモであった。すぐ近くには、オオバンもいる。ヒドリガモもコガモも雄と雌の姿が見える。川は、冬の青空を映して青々と爽やかな色で美しい。

のどかな川のほとり。綺麗な川面に浮かぶヒドリガモもコガモも一際美しく見えた。

2022/2/25 タカブシギ・オオハシシギ・ヒバリシギ

越冬しているシギチの中で、一番出会いの機会が多いのは、タカブシギだろうか。警戒心の強い鳥で、徒歩での探鳥は、ほぼ飛ばれてしまい、撮影は、困難である。しかし、車での探鳥となると、警戒心がほとんどなく、ゆったりとしたシーンを見ることも可能である。風のない穏やかな日、水鏡も綺麗に出来て、嬉しい出会いとなった。

近くの蓮田には、オオハシシギも姿を見せてくれて、距離はあるもののヒバリシギも観察することが出来て、満足の鳥見となったのである。

2022/2/26 コチドリ

越冬しているシギチに会いたくて、何度か足を運んだ蓮田地帯。あまりに水がたっぷり入っていると餌取りするには不向きで、シギチの姿を見ることはほとんどない。反対に水が全くないと、カラカラ状態になって、これまた餌取には不向きである。

そのような訳で、蓮田の状況によってシギチが見られる場所は、随時、変わってくる。前回、水がなみなみと入っていて、シギチも足の長いサギさえも姿が見られなかった蓮田を覗いて見ると、コチドリが8羽ほど集まっていた。この時期に、一度に8羽のコチドリを見るのは、珍しい。

全部のコチドリを撮影するのは、難しかったが、コチドリに久しぶりに会えて心和むひとときを過ごすことができたのである。

2022/2/27 散歩道

今年は、寒い日がいつまでも続き、近隣のカワヅザクラの開花もずいぶん遅れているようである。少し歩いたところにある梅林は、どうなっているだろうか。気になりながら、なかなか重い腰があがらなかった。

風もなく穏やかな朝、足を運んでみると、ほのかな香りと共に、ウメの花が出迎えてくれた。梅は、小枝が多く、一体どのように写真を撮れば良いのか、悩みながら数枚撮ってみた。聞き慣れた声がして、ツグミが飛んだ。込み入った枝の奥で、どうにも撮れそうもない。しかし、サービス精神旺盛なツグミで、一歩、前に出てくれた。

足元には、霜柱が、寒々とした光景を見せていたが、春は、もうそこまで来ているようである。

2022/2/28 ホオジロ

数羽のアオジに出会った沼のほとり。他に出会いはないかと、あたりを見渡して見たが、水辺にコガモやマガモ、カイツブリなどが数羽見られるだけであった。

車に戻ろうと方向を変えて、歩き始めた途端、2羽のホオジロが飛んで来た。すぐ目の前の程良い位置にとまってくれたホオジロ。良く良く見ると雄と雌であった。

雌は、何とも愛らしい。雄は、どっしりした顔つきで頼りがいがありそうである。そんなことを考えていると、1羽が飛んだ。雌だけが飛び去り、雄は、悠然とした表情で枯れた葦にとまっていた。