♪チョッピィチュリリリピッ♪枯れ草色の葦原から聞こえて来るのは、紛れもなくコジュリンの声。お彼岸のさなかにコジュリンの声を聞いた記憶は、今までにないので少々驚く。
良く良く見ると、かなり離れた位置に一羽のコジュリンがいて、かろやかな囀りを披露している。私のレンズでの撮影は、少々難しいかもしれないと思いつつも、レンズを向けてみた。雰囲気は伝わると思うが、いかんせん距離がありすぎる。
そんな思いが通じたのだろうか。目の前の葦原にコジュリンが飛んで来た。何とも嬉しい。大サービスのコジュリンに感謝、感謝である。頭部のごま塩頭が、何とも味わい深くて、コジュリンへの思いが一層深まった早春の朝の出会いである。