楽しみにしていた河津桜の開花。今年は、例年より、ずいぶん遅れての開花であったが、その分、長く楽しめたように思っている。3分咲きの頃から、メジロの飛来を心待ちにしていたが、やはり、ほぼ満開にならないと姿を見せてくれなかった。しかし、メジロを追い払うように、元気な声をあげて登場するのが、ヒヨドリである。
嫌われ者のヒヨドリであるが、良く良く見れば、何と可愛い顔をしていることだろう。満開の河津桜も新緑の葉をつける頃となり、その河津桜を愛おしむように眺めているヒヨドリの姿には、愛おしい気持ちさえ湧いてくる。
来季も、河津桜とヒヨドリの光景を楽しみたいものである。