春うららという言葉がふさわしいようなお天気に誘われて沼のほとりを訪ねてみた。ホトケノザ、タンポポ、ナズナ、オオイヌノフグリなど野の花が一面に咲き、寒さから解放されて辺りは、春の色に染まっていた。
ヒラヒラと飛んでいるのは、モンシロチョウ。キタテハも飛んで来た。レンズを向けられる距離にとまってくれたのは、ベニシジミ。今季初めての出会いである。チョウを見ると春の訪れをしみじみと感じて嬉しくなってくる。
すぐ近くには、スズメ、モズなども姿を見せてくれた。沼のほとりの春は、ゆっくりゆったりと時間が流れてゆく。