久しぶりにゆっくりのんびり近隣を歩いてみた。汗ばむほどの陽気がずいぶん長い間続いていたが、いつの間にか秋の気配がいっぱいで散歩道の木々も彩りが変わっていた。最初に目に付いたのが、コムラサキシキブ。綺麗な紫色で、たくさんの実をビッシリつけていて嬉しかった。ちょっと小高いところで、手を伸ばすのは、無理なところにザクロの実がたくさん実っていた。エゴノキの実は、鈴なりでびっしり。きっとヤマガラが喜ぶことだろう。
広いお庭のあるお住まいには、カエデの木があり、そのカエデの葉が面白いことに半分緑で半分赤色。何だか楽しくなって絵本を見ている気分に浸れることがあった。暑い頃には、レース模様のようなお花を見せてくれたカラスウリが、赤い実をつけていて、これもまた嬉しかった。散歩道は、のどかである。