2022/10/1 オグロシギ
田んぼに飛来するシギチに関心を持ち、足繁く通った蓮田地帯であるが、体調を崩してから、ずいぶん足が遠のいている。それでもやはり気になって秋晴れの心地よさに誘われて出掛けてみた。情報なしに出掛けてみたのだが、嬉しいことに今季初めての出会いのオグロシギが愛想良く出迎えてくれた。
羽を広げたり、ゆったりと採餌するシーンを見せてくれたり、大サービス。少々距離があったのだが、とにかく出会えたことに感謝、感謝の一日であった。
2022/10/2 オオハシシギ
田んぼに飛来するシギチが大好きで、秋の渡り、春の渡りを楽しみにずいぶん田園地帯、特に蓮田地帯に足を運んで来た。しかし、体調を崩してから、なかなか思うようにはいかないことが多く、ずいぶん足が遠のいている。
久しぶりに蓮田地帯を訪ねてみると、1カ所にシギチが集まっているところがあった。オグロシギ、エリマキシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、セイタカシギなどの姿が見える。その中に1羽のオオハシシギの姿を見ることが出来た。ずいぶん久しぶりの出会いで、嬉しかった。オオハシシギは、まだシギチのことが全く分からなかった頃、初めて出会ったのが、オオハシシギであった。懐かしく嬉しい出会いであった。
2022/10/3 アマサギ
田園地帯の風景が大好きで、時々、田んぼに足を運んでいる。以前は、田んぼに出掛ければ、ずいぶん色々な出会いがあったのだが、ここ数年、鳥たちとの出会いの何と少なくなったことだろう。その田んぼで、思いがけずアマサギの大集団を見かける機会があった。9月の出会いであるが、その数の多さに圧倒されてしまった。
夏羽を残している個体もいるが、ほとんどが冬羽に移行しているようであった。車からの観察であったが、何かに驚いて一斉に飛び立った時は、圧巻であった。もうすでに旅立っていることであろう。来季の出会いが楽しみである。
2022/10/4 エリマキシギ
久しぶりに出掛けた蓮田地帯。今季初めて、オグロシギ2羽に出会ってワクワクドキドキしていたが、同じ蓮田にエリマキシギもいて嬉しいやら驚くやら。感動また感動であった。何分にも距離があり、撮影は、苦戦していたが、何と嬉しいことに2羽のエリマキシギがこちらに向かって飛んで来てくれた。嬉しさと共に感謝の念でいっぱいであった。
やはり田んぼに飛来するシギチには、今でも恋い焦がれてしまう。また、折を見て行ってみたいものである。
2022/10/5 アメリカウズラシギ
秋の渡りで飛来しているシギチ。その中で、気になっていたシギのひとつがアメリカウズラシギであった。もうずいぶん出会いの機会がなかったので、出来ることならアメリカウズラシギに会いたい。その思いが通じたようで、広い田んぼの一角に姿を見せたのは、紛れもなくアメリカウズラシギであった。逆光で二番穂が伸びる環境では、なかなかすっきりと撮影するわけにはいかなかったが、久しぶりの出会いに胸躍ったことであった。今度は、順光でじっくりゆっくり観察したいものである。
2022/10/6 アオアシシギ
秋の渡りで見られる田んぼのシギチ。今季、三回ほど足を運んでみたところ、運良く色々なシギチの姿を見ることが出来た。その中のひとつがアオアシシギである。アオアシシギは、非常に警戒心が強く、春の渡りで見かけるときは、なかなか近くで観察することが出来ない。秋の渡りは、幼鳥が多いので、成鳥に比べて警戒心は、ずいぶん少ない。もっとも個体差があるので、一概には言えないのだが。
今回は、車からの観察とは言え、すぐ目の前だったので、飛び立ったときは、フレームアウト。とても残念であった。すぐ近くには、コアオアシシギもいて、和やかな雰囲気の中、アオアシシギを観察することが出来たのだった。
2022/10/7 コアオアシシギ
アオアシシギを間近に観察した蓮田では、コアオアシシギも1羽すぐ近くにいて、ゆっくり撮影することが出来たのだった。コアオアシシギは、初々しい少女のようなイメージで、大好きなシギのひとつである。すぐ近くの別の蓮田には、10羽近いコアオアシシギの群れが見られたのだが、この1羽は、独りぽっちのようであった。
水がたっぷり入った蓮田での餌取は、なかなか大変なことと思うが、ゆったりと静かに過ごしているコアオアシシギを見ると、一層、コアオアシシギへの思いが増してくる。嬉しい嬉しい出会いであった。
2022/10/8 ツルシギ
田園地帯に秋の渡りで飛来しているシギチ。訪れる回数は、少なかったものの、いろいろな種に会えて、何とも嬉しいことであった。その出会いのひとつがツルシギである。春の渡りでは、夏羽に換羽し真っ黒になったツルシギを見るのが楽しみであるが、秋の渡りでは、幼鳥との出会いが多い。
この日は、まわりにどなたもいなくて広い蓮田地帯を探して歩いたが、嬉しいことに2羽のツルシギを見ることが出来た。秋の渡りらしく幼鳥であったが、冬羽への換羽が始まっているのが分かった。嬉しく心に残る出会いとなったのである。
2022/10/9 タカブシギ
時々訪ねる蓮田地帯。あまりシギチとの出会いは、期待出来ないのだが、コチドリとタカブシギだけは、運が良ければ、出会いが叶うといった程度である。この日は、運が良かったようで、2羽のタカブシギの姿を見ることが出来た。まだ幼さの残るタカブシギで、1羽は、ハスの葉のところにしばらく立っていて、時に目を閉じたりして、ほとんど動くことがなかった。
辺りをぐるりと一回りして、戻ってみると、1羽のタカブシギが後ろ向きになっている。背面からタカブシギをジックリ見る機会は、今までなかったので、何とも新鮮で楽しかった。
2022/10/10 散歩道のひとこま(ジャコウアゲハの観察記録)
ゆっくり歩く散歩道。フェンスのところにウマノスズクサが生えているのに気が付いたのは、3年前のことである。ウマノスズクサは、ジャコウアゲハの食草なので、もしかするとジャコウアゲハに会えるかもしれないとの思いが募っていった。そして3年前の10月。ウマノスズクサから少し離れたところでジャコウアゲハに出会ったのである。
今年の8月、ウマノスズクサのところでたくさんの幼虫を見かけた。散歩のたびに、その幼虫を観察していたが、何者かに連れ去られてしまうのか鳥に捕食されたしまうのか、数が減ってしまう。それでもまた数日後には、新しい幼虫を見かけるので、ジャコウアゲハが、何度も何度も産卵しているのではないかと思われた。そしてついに蛹を見ることが出来た。何とか卵も見てみたいと思って何度か足を運んでみたところ、卵も見ることが出来たのだった。
ゆっくり歩く散歩道で出会ったジャコウアゲハ。卵、幼虫、蛹。そして食草のウマノスズクサの葉も花も観察ノートは、膨らんだ。今年、ジャコウアゲハの飛んでいるシーンを見かけることはあったが、残念ながら撮影までには至らなかった。写真のジャコウアゲハは、3年前の10月10日に撮影したものである。
2022/10/11 カイツブリ
蓮田地帯の一角に水面いっぱい浮き草の蓮田がある。毎年、カイツブリを見かけることがあるので、浮き草が浮いているのを見るとその蓮田を覗いている。今年も会えるかな?と思いながら立ち寄ってみるとカイツブリに似た形のものが突き出た形で全く動かずにいる。まさか、それが本物のカイツブリとは思わなかったので、動き出したときは、とても驚いた。
今まで見て来たカイツブリは、毎年、成鳥であったが、今回出会ったカイツブリは、幼鳥であったので、とても新鮮な思いがした。同じ場所を数日後に通ってみると、藻だらけになって、ちょっと見ただけでは、カイツブリがいるとは分からなかった。保護色になって身の安全を守っているようである。
2022/10/12 ヤマガラ
♬コンコン ♬コンコン リビングにいるとかすかな音が聞こえて来る。ソーッとドアを開けてベランダに出て見るとエゴノキにヤマガラの姿が見える。どうやら2羽いるらしい。エゴノキの実をしっかり足で押さえて啄もうとしているようだ。しばらく熱心にエゴノキの実を突いていたが、飛び去って別の木に移動した。エゴノキの実は、ずいぶん少なくなって来ている。この写真は、まだ暑さが残っている頃のものである。時折、姿を見せてくれるヤマガラだが、すぐに飛び去ってしまうので、近頃は、撮影がなかなか難しい。
2022/10/13 エリマキシギ
大好きな蓮田地帯だが、年齢と共に足を運ぶのがだんだん難しくなり、以前のように足繁く通うわけにはいかない。それでも大好きなシギチに会いたくて今季、3回ほど足を運んだ。大好きなエリマキシギに会えたのは、2回目と3回目のときである。特に印象深いのは、3回目に出掛けた時で、かなり近くまで飛んで来てくれた。
そのとき、エリマキシギ2羽が飛ぶシーンを数枚撮ることが出来たのが、何より嬉しかった。エリマキシギは、大好きなシギで、その羽の美しさには、魅了されてしまう。
2022/10/14 コアオアシシギ
秋の渡りのシギチに会いたくて今季、数回蓮田に足を運んだが、1枚の蓮田にシギが集合している場面を見る機会に恵まれた。10数年前には、このような光景は、決して珍しい訳ではなかったが、ここ数年、シギたちの飛来数が激減し、なかなかこのような光景を見ることが出来なかった。
ひとつの蓮田で見られたのは、コアオアシシギ、オグロシギ、エリマキシギ、オオハシシギ、ハマシギなどであった。今回の写真には写っていないが、このほかにセイタカシギ、アオアシシギなども見られた。久しぶりに見る蓮田の賑わいは、嬉しいものであった。
2022/10/15 田園風景
のどかな田園風景が大好きで、時折、車でひとまわりしている。草地の中に姿を見せたのは、チュウサギ。野の花と一緒になかなか美しい光景であった。別の田んぼでは、トビが1羽姿を見せたが、程なくハシブトガラスが現れて何やらトビに話しかけていた。きっと「ねえ!あそぼうよ!」とでも言ったのではないだろうか。しかし、トビにかまってもらえず、飛び去って行ったのだった。
畑には、オクラの花が咲き、大きな実も実っていた。ナスもつやつやして美味しそうであった。田んぼは、実に長閑で気持ちが良いところである。
2022/10/16 コチドリ
何度か訪れたことのある蓮田。ここでは、大抵、コチドリが出迎えてくれる。この日も2羽のコチドリが姿を見せてくれた。そのうちの1羽は、胸の所に黒味があって、いつも見かけるコチドリとは、印象を異にしていた。何とも新鮮で愛らしい。あまり目立った動きをすることがなかったが、時に羽をぶるっとさせている姿が、愛らしかった。
蓮田の水が程良くて、全身姿を見ることが出来て何よりであった。また、ゆっくり訪ねてみたいものである。
2022/10/17 田園風景
大好きな田園地帯を車でひとまわり。蓮田地帯では、よくセグロセキレイを見かける。おそらくハクセキレイよりもセグロセキレイとの出会いの方が多いのではないだろうか。上空には、トビがゆったりと舞っている。とても気持ちが良さそうである。あぜ道には、チュウサギがたくさん集まって休んでいた。稲刈りが途中の田んぼにもチュウサギが1羽。何か虫でも狙っているのだろうか。別の田んぼでは、コサギが1羽。ゆったりのんびり。田園地帯の散歩は、実に気持ちが良い。
2022/10/18 エナガ
野鳥に関心を持ち始めた頃、足繁く通った公園。今では、田んぼへ出掛けることが多くなり、足が遠のいていた。その公園に久しぶりに訪れてみると何と何と大好きなエナガが桜の木のまわりを飛び回っている。一度にこんなにたくさんのエナガを見たことがないので、驚きと感動で胸がいっぱいになってしまった。
♬ジュリジュリジュリ独特の鳴き声が聞こえ、小さな体で軽やかに飛び回る。一体、全部で何羽いたのだろうか。どのエナガに焦点を合わせるか、戸惑うほどであった。森の妖精とも言われるエナガ。嬉しい嬉しい出会いであった。
2022/10/19 メジロ
エナガの群れに出会った公園で、久しぶりにメジロの姿を見かけた。ジュウガツザクラが咲いているところに姿を見せてくれたのである。急だったので、露出を間違えてしまい少々残念であった。それでも、何とかジュウガツザクラ絡みで可愛いメジロの姿を撮影することが出来て幸せな気持ちに浸ることが出来たのだった。
近くの桜の木では、シジュウカラが小さな毛虫を捕まえて、朝食の準備中のようであった。苔むした桜の木の洞の中から大好物の木の実を見つけ出して嬉しそうな表情のヤマガラにも出会った。静かでのどかな公園。また、訪れてみたいものである。
2022/10/20 エリマキシギ
大好きなエリマキシギに今季も出会うことが出来た。最初、かなり遠くにいたのだが、こちらに向かって飛んで来てくれたので、撮影条件が良くなり、胸弾む思いでレンズを向けることが出来た。エリマキシギの羽模様は、シックでとても魅力的である。春の渡り、秋の渡り、時には、越冬する個体もいて、エリマキシギに、出会える機会は案外多い。それでも、近くで観察出来る機会は、案外少ないのだから、今回は、ラッキーであった。
2羽のエリマキシギを近くで観察出来て感謝、感謝である。
2022/10/21 コゲラ
久しぶりに訪れた公園でエナガの大きな群れに出会い胸弾む思いを味わったのだが、すぐ目の前にコゲラが登場してくれた。♬コンコンコンコン♬リズミカルに木を打つ音は、とても心地良い。秋の日差しを浴びてコゲラは、満足そうな表情に見えた。
公園の桜の葉は、色づき、アザミには、ツマグロヒョウモンの姿。静かでのどかな公園。また、ゆっくり訪ねてみたいものである。
2022/10/22 散歩道
久しぶりにゆっくりのんびり近隣を歩いてみた。汗ばむほどの陽気がずいぶん長い間続いていたが、いつの間にか秋の気配がいっぱいで散歩道の木々も彩りが変わっていた。最初に目に付いたのが、コムラサキシキブ。綺麗な紫色で、たくさんの実をビッシリつけていて嬉しかった。ちょっと小高いところで、手を伸ばすのは、無理なところにザクロの実がたくさん実っていた。エゴノキの実は、鈴なりでびっしり。きっとヤマガラが喜ぶことだろう。
広いお庭のあるお住まいには、カエデの木があり、そのカエデの葉が面白いことに半分緑で半分赤色。何だか楽しくなって絵本を見ている気分に浸れることがあった。暑い頃には、レース模様のようなお花を見せてくれたカラスウリが、赤い実をつけていて、これもまた嬉しかった。散歩道は、のどかである。
2022/10/23 アオアシシギ
秋の渡りのシギやチドリ。気になっていたが、何とか体調も落ち着いて出掛けることにした。広い広い蓮田、すでに収獲の済んでいる蓮田もたくさんあるが、まだまだ、これからという所も多く、蓮の葉が、あちこちに見られる。
一カ所、蓮の葉で囲まれた池のようなところがあり、そっとそっと蓮の葉の影から中を覗いてみるとアオアシシギとコアオアシシギの姿が見えた。アオアシシギもコアオアシシギも警戒心が強いので、かなり神経を使って、蓮の葉で、我が身を隠しながらの撮影であった。今回は、アオアシシギの写真を中心にご紹介である。
2022/10/24 コアオアシシギ
久しぶりに出掛けた蓮田地帯。最初に訪れた蓮田では、3羽のコアオアシシギの姿を見ることが出来た。餌探しに忙しい様子で、あちこち、急ぎ足で動き回っていた。次に訪れた蓮田では、アオアシシギと一緒にいるコアオアシシギ2羽の姿を見ることが出来た。
ここは、蓮の葉に囲まれた池のようなところで、アオアシシギと共に、静かに仲良く羽を休め栄養補給をしている様子を見ることが出来た。秋の渡りもそろそろ終わりに近づいているようである。
2022/10/25 オグロシギ
秋の渡りの終盤戦。広い広い蓮田では、オグロシギ3羽の姿を見ることが出来た。ここの蓮田では、他にツルシギ、セイタカシギなども見ることが出来た。3羽のオグロシギは、それぞれ別行動をしていたが、ほんのひとときだけ、3羽が並んだ時間があった。ツルシギと並んだひとこまもあり、距離はあるものの、しばし楽しめたのである。
2022/10/26 ヤマガラ
リビングにいると、かすかに♫コンコンと木の実を打ち付けるような音が聞こえて来る。そっとカーテンを開け、ベランダの外を見てみると、予想通りヤマガラの姿が見えた。大急ぎでカメラを準備し、気づかれないように、そっとベランダに出る。
葉が落ちて見通しが良くなり、ヤマガラの姿が良く見えるのだが、なかなか思うような位置にはとまってくれず、悪戦苦闘。何とか数枚、撮れたので良しとしよう。エゴノキの実も残り少なりなり、今季は、ほぼ終わりだろうか。
ヒヨドリも負けじと鳴き声をあげ、植え込みのところに姿が見せてくれた。
2022/10/27 トウネン
久しぶりに訪れた蓮田では、トウネンに出会った。1枚の蓮田にトウネンとコチドリの姿がたくさん見えた。かなり距離があって識別は、難しい。コチドリは分かったが、ヨーロッパトウネンもいると言うことであったが、どうにも私の力では、歯が立たなかった。と言うわけで、近くに来たトウネンにレンズを向けた次第である。背景が寂しいので、トウネンも寂しげに見えた。今度出会えるのは、春の渡りだろうか。
2022/10/27 ヒバリシギ
秋の渡りのシギチが見られるのも、もうあとわずかではないかと思い、蓮田地帯に向かった。ほぼ10日ほど前に蓮田地帯を訪ねているのだが、前回、暗い日だったので、今回は、晴れの日を選んで出かけてみた。
流石に、10月も半ばを過ぎているので、シギチの姿は、激減し、何とも寂しい蓮田であった。その中で、嬉しいことに2羽のヒバリシギを観察することが出来た。じっとしていると、ぐんぐんグングン近づいて来て、しばし心癒されるひとときを過ごすことが出来たのである。
2022/10/28 タカブシギ
時々、思い出したように訪れる蓮田地帯。ここでは、タカブシギに良く出会う。他には、コチドリくらいであろうか。レンコンの収穫前は、なかなかシギチの姿を見かける機会はないが、今は、レンコンの収穫作業も進んで見やすくなっている。タカブシギの羽模様は、ちょうど刺し子のようで、大好きである。タカブシギは、非常に警戒心が強くかなり離れて一でも人の気配を察すると飛び立ってしまう。私は、大抵、車からの観察にしている。
また、ゆっくり蓮田地帯を訪れてみたいものである。
2022/10/29 里山散歩
久しぶりに静かな里山を歩いてみた。柔らかな秋の日差しを浴びて蝶があちこちで舞っている姿を見ることが出来た。一番多く見かけたのは、シジミチョウでおそらくヤマトシジミではないかと思われた。キタテハ、ツマグロヒョウモン、珍しいところでは、メスグロヒョウモンの姿も見ることが出来た。
蜻蛉もあちこちで見かけたが、なかなかとまってくれない。やっと何とか数枚撮ることが出来た。柿の実がたわわに実っているところがあり、風に揺られて何とも心地良さそうであった。
柿たわわ風にゆらゆら子守歌
2022/10/30 セイタカシギ
秋の渡りで立ち寄ってくれたシギたち。セイタカシギは何回か見かけたが距離がありすぎて、写真は、なかなか難しかった。それでも出会いの記念に数枚、写真に収めたので、ここに残しておきたいと思う。1枚目の写真は、オグロシギと一緒に撮影した。4枚目と5枚目は、アオアシシギと一緒である。
今度会えるのは、いつだろうか。秋の渡りで出会ったシギたち。今頃、どこを飛んでいるのだろう。
2022/10/31 ヒバリシギ
秋の渡りのシギチは、もうほとんど期待出来ないだろうと思いつつも気になって足を運んだ蓮田地帯。予想通り、ずいぶん寂しくなっていたが、それでもいくつかの出会いがあった。そのうちのひとつが、ヒバリシギとの出会いである。それも何と水浴びシーンが見られたのだった。
鳥たちは、体についた寄生虫などを退治する目的で水浴びをする。羽を美しく保つという目的もある。いずれにしても、蓮田のわずかな水たまりの水で、羽の汚れがとれただろうか。渡りに備えて充分な準備が出来たのなら良いのだが。