久しぶりの公園で出会ったのは、エナガである。あの♬ジュリジュリジュリ♬の声が聞えて来たときは、胸が弾んだ。はじめのうちは、カエデの木の上の方を飛び回り、見上げる形でどうにもならなかったが、あっという間に、手の届くようなところに降りて来てフレンドリーに飛び回る。しかし、相手は、野鳥である。すぐ目の前に姿を見せても、あっという間に次のステージへと移動している。その動作の何とすばしこいことだろう。目の回るような忙しい動きに翻弄されながら、何とか数枚、シャッターを押すことが出来た。またの出会いを楽しみにしている。