久しぶりに出掛けた沼のほとり。ゆっくり歩いてみるとすでに花が終わってしまった梅の木に動く鳥影がある。メジロであった。どうやら2羽いるようで、一心に餌取をしている。梅の花は、すでに終わっているので、小さな虫をとっているようであった。蛋白源は、大いに必要としていることだろう。二羽は、おそらく番で、これから繁殖のため、たっぷり栄養をつけなければならない。それにしても、全く警戒心がなく、目の前まで姿を見せてくれたのには、驚いて、こちらが後ずさりするほどであった。生きるということは、こんなにも真剣なものなのだと思った次第である。