久しぶりに訪ねた房総のむらでは、小鳥たちの声が満ち溢れていた。最初に目に飛び込んで来たのがシジュウカラとコゲラ。すぐ目の前に姿を見せてくれたのだが、あまりに動きが速くてカメラを向ける余裕すらなかった。少し間をおいてメジロの群れが飛んできた。その動きの速いこと、速いこと。何とか一枚撮れたのが幸いであった。
少し歩くと松林が見えてきた。そこでは、エナガが群れで姿を見せてくれたのだが、枝被りや距離がありすぎたりで、何とも撮影は、難しい。続いてヤマガラの群れ。こちらは、声が賑やかで複数羽いることはわかるのだが、姿は、ほとんど確認できなかった。前日が、雨だったためだろうか。鳥たちの動きが活発で、その声を聞くだけでも力を頂けたのである。
最後に資料館の前で、何とも美しい紅葉、黄葉を見ることが出来て、心満ち足りた一日となったのだった。