2025/9/27 公園のひとこま ずっと気になりながら、なかなか訪れることの出来なかった公園を訪ねたのは、秋の気配を感じ始めたばかりのことであった。歩くことがなかなか困難で、ついつい出かけることをためらってしまう。それでも外の空気を胸いっぱいに吸ってみたいと気持ちは、胸の中にうずまいている。 柳の木の揺れる先に何やら置物のように並んでいる物体。じっと見つめる先にいるのは、複数の亀のようである。まるで彫刻のように微動だにせず、池の中央に並んでいる。家にいては、見ることの出来ない世界に触れて胸躍ったひとこまである。