タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2025/2/1 ミコアイサ

早いもので、今日は、もう二月。如月である。数日前、気になっていた公園に出かけてみた。会いたかったのは、ミコアイサとトラツグミである。ミコアイサには、到着早々、出会いが叶ったが、トラツグミには、会うこと叶わなかった。

ミコアイサは、潜水を繰り返し、どんどん離れて行ってしまうが、いつの間にか、また戻ってきて、愛らしい顔を見せてくれた。少し離れた木陰にいるミコアイサを撮影したが、陽のささない場所の撮影は、綺麗には撮れず、またの機会の出会いを待つこととした。

2025/2/5 タゲリ

寒波の到来とかで寒さが一段と厳しくなっているようである。積雪量が一日で信じられないような地域もあり、日々の暮らしがどれほど大変であろうかと案じられるばかりである。

少し前の出会いからタゲリのご紹介である。今季、なかなかタゲリの出会いがなくて、何とか太陽光のあたるところで撮影出来たのが、この一枚である。タゲリの光沢ある色合いは、惚れ惚れするほど美しく、タゲリが旅立つ前に、もう一度出会いたいと願っている。

2025/2/9 ハシビロガモ

久しぶりに訪ねた公園の池で出会ったのは、ハシビロガモ。くすんだ羽の色で、どうやら若い個体のようである。成鳥の鴨たちは、すでに渡去した後のようで、公園の広々とした池は、ひっそりしている。前回、訪れたときは、たくさんいたミコアイサも雌のミコアイサを1羽確認できただけであった。

ハシビロガモもこの一羽を身近に観察できたのは、ラッキーだったのかもしれない。熱心に羽繕いする様子を眺めていると遠い故郷への思いを馳せながら、羽のお手入れに余念がないのであろうと想像できた。また、来季の出会いを念じつつ、公園を後にしたのである。

2025/2/12 ジョウビタキ

久しぶりに訪ねた公園では、紅梅がほころびかけていた。白い梅の花は、近隣の散歩道で良く見かけるのだが、紅梅は、なかなか見る機会がない。思わずレンズを向けてみる。これが案外難しい。なかなか思うようには撮れないものである。

紅梅とは、反対側の枯れ木が並んでいるところに何やら鳥が飛んできた。ジョウビタキの雄である。今季、なかなか出会いの機会がなくて心寂しく思っていた鳥のひとつである。結構、ゆったりとした動きながら、なかなか良い位置にはとまってくれない。それでも出会いに感謝のひとこまであった。

2025/2/16 ヤマガラ

久しぶりに出かけた近隣の公園。思いがけず小鳥の声が聞こえて来る。目の前を横切ったのは、エナガ。続いてメジロ。どうやらエナガとメジロの混群らしい。ピンクの可愛い小さな花のところにエナガが飛び回っている。しかし、あまりに動きが速くカメラが追いついていけない。

すこし移動してみると今度はヤマガラの声が聞こえて来た。久しぶりに聞く♫ニーニーニーの声である。まだつぼみの堅い河津桜を飛び回っている。何とかレンズを向けて、ヤマガラを撮影。この充足感。野鳥から得られるエネルギーの何と大きなことであろう。ヤマガラに出会えたことに感謝である。

2025/2/18 ツルシギ

ずっと気になっていた冬の蓮田地帯。久しぶりに出かけてみた。途中の田園地帯の風景が、私は大好きである。右に左に見える田んぼは、水気がなく当然、緑色の草もなく土色ばかり。水気のない田んぼは、魅力がない。しかし、よく見ると道端に愛らしい紫色の花が咲いている。それは、ホトケノザであった。

更に走ってようやく蓮田地帯に到着。ほとんど期待していなかったのだが、嬉しいことにツルシギが待っていてくれた。たった一羽で、ゆっくり歩きながら朝の食事を楽しんでいるように見えた。静かな静かな蓮田でのひとこまである。

2025/2/20 エナガ

久しぶりの公園で出会ったのは、エナガ。シジュウカラとの混群だが、エナガだけでも10数羽いただろうか。動きが速く、その上、逆光なので撮影は、困難をきわめた。しかし、久々の出会いで、胸が高鳴るばかり。右往左往しながら、何とか数枚エナガを撮影することが出来た。

また、日を改めて、この公園を訪ねてみたいものである。エナガは、森の妖精と言われるが、その姿に、その動きにすっかり魅了されている。

2025/2/21 コゲラ

久しぶりの公園では、コゲラにも出会った。背後から飛んで来て目の前の枯れ木にとまった。コツコツと枯れ木をつつくコゲラの姿を見るのは、久しぶりである。木をつつきながら、くるくると木の廻りをまわっている姿は、なんとも微笑ましくて心和むものがあった。




2025/2/24 メジロ

久しぶりの公園では、メジロにも出会った。ゆっくりゆっくり歩いていると目の前の木瓜の木にメジロが飛び込んで来た。そのメジロが数羽の群れに見えたのだが、どうやらカップルであったらしい。写真を良く見ると木瓜の植え込みのなかにいたのは、2羽のメジロであった。あの植え込みの中に、何かご馳走があったのであろうか。しばらく木瓜の蕾の中を動き回っていた。また会ってみたいものである。

2025/2/25 ツグミ

今季、なかなか出会いの機会のなかったツグミにようやく会えた。カモたちは、故郷へ向けて旅立ったものたちも多く、日々寂しくなっていく中で、ツグミとの出会いは、ことのほか嬉しいことであった。

例年、ツグミは、11月に入ると必ずと言って良いほど出会いがあり、ごくごく当たり前のことと思っていたが、今季は、何とも寂しいことである。しかし、遅ればせながら出会いがあり、ほっと胸をなで下ろしているところである。