とりどり日記

[2007/5/1 〜 2007/6/30]

2007/6/30 カワラヒワ

カワラヒワ

山並みが見えてくると、何故かずいぶん遠くに来たなあという感じがする。杉の木立、栗畑、大きな桐の木。懐かしい土のにおい。山並みの上を飛んでいるのはトビ。

畑の中の木にカワラヒワが、数羽。一羽が飛ぶと次々に飛んでいく。緑の山並みを背景に飛ぶカワラヒワは黄色の羽が一層鮮やかに見え美しい。近くでは、ガビチョウが賑やかに歌を歌っている。

2007/6/29 アマサギ

アマサギ

今日は、二つの公園と田んぼを回った。天気予報では雨ということだったが、ほんの少しパラパラした程度であった。湿度が高かったが、爽やかな田んぼの緑を見て気分爽快、元気になれたような気がする。

公園では、久しぶりにシジュウカラの群れとメジロの群れを見た。シジュウカラもメジロも生い茂った木立の中を忙しそうに飛び回っていた。上空をホトトギスが鳴きながら飛んでいく。公園の近くの田んぼに行くと、アマサギの姿が見えた。鮮やかな緑の中のアマサギは、ちょっとお澄まししているように見えた。

2007/6/28 オナガ

オナガ

今日も暑い一日だった。久しぶりに近くの公園を3箇所回ってみた。3箇所の公園で共通して出会った鳥は、オナガ、ムクドリ、スズメである。オナガもムクドリもスズメも幼鳥と思われる個体に出会った。顔つきが幼いし、口を開けている。親鳥から給餌をうけていた名残なのだろうか。

オナガがカワセミの止まり木の近くで水浴びしたり、ムクドリが芝生の上で羽を広げたり、スズメが桜の木で羽繕いをしたり、のどかな公園は鳥たちの憩いの場になっているようだ。

他に公園で見かけた鳥は、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ(幼鳥)、ハクセキレイ、ツバメ、カルガモ、コチドリ、カワラヒワ、ヒバリなどである。

2007/6/27 奥日光

奥日光

曇り空を気にしながら、電車、バスを乗り継いで奥日光に向かった。途中、ワタスゲやレンゲツツジを車窓に見ながら湯滝入り口で降り、木道に沿って歩く。ミソサザイの声が当たり一面に響き渡る。葉が覆いかぶさり、その上、曇り空なので暗くて写真が撮れない。それでも何とか姿を確認できたのは、アカハラ、キビタキ、コサメビタキ、シジュウカラ、アカゲラなどである。

雨が降ってきたので、早めに切り上げ、光徳牧場に向かった。ここは、小学生の団体で賑わっていた。少し奥に行くと、小鳥の鳴き声がする。林の中で目を凝らしてもなかなか姿が見えてこない。ようやく小鳥が動きその姿を目で追った。声の主は、キビタキだった。キビタキも七色の声を出すらしい。今日、聞いた声は、初めて聞く鳴き方だった。

6月26日にムギワラトンボと思って写真を掲載しましたところ、ノシメトンボ(♀)とのアドバイスをいただきました。ここにお詫びして訂正いたします。ご助言いただきありがとうございました。

2007/6/26 ムギワラトンボとノシメトンボ

ノシメトンボ

シオカラトンボ。子供の頃、一番身近にいたトンボではないだろうか。シオカラトンボとムギワラトンボ。郷愁に似た甘く懐かしい響きを持っている。先日、近くの田んぼでたくさんトンボを見かけた。少し離れたところにシオカラトンボの姿もあった。ムギワラトンボは、シオカラトンボの雌だという。暑い日差し。緑の田風。麦藁帽子に母の手作りの花柄のワンピース。帽子にとまったトンボは、懐かしい子供のころの光景を思い出させてくれた。

ムギワラトンボと思って写真を掲載しましたところ、ノシメトンボ(♀)とのアドバイスをいただきました。ここにお詫びして訂正いたします。ご助言いただきありがとうございました。

2007/6/25 コゲラ

コゲラ

梅雨入りしてから雨の日が少ないが、昨日、今日と雨が降っている。テラスから眺める生垣は、どんよりしたお天気のためか、くすんだ緑色に見える。近くに咲く夾竹桃の白い花だけが、明るさを添えている。「ギィーキキキキキ」と鳴き声がしてコゲラが飛んできた。今まで、このテラスから見た鳥は、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマガラ、ツグミ、カケス、オナガ、ドバトだ。コゲラの声を聞いたことはあったが、ここで姿を見たのは初めてである。雨の日も、身近なところで、ささやかな出会いがあり心が和んでくる。(写真は、先日、伊香保森林公園で撮影したものです。)

2007/6/24 スズメ

スズメ

稲の緑が一面に広がる田園風景は、のどかでほのぼのとした雰囲気であり何よりも心落ち着く情景である。今日も雨の降り出す前に近くの田んぼを一回りしてきた。一番目に付くのは、ヒバリ。耕された田んぼの土色の上にいると保護色になって安心するようだ。小さな川には、釣り人が数人釣り糸を垂れている。その川には、カイツブリの親子の姿が見えた。「ケンケーン」今日もキジが鳴いている。川沿いの緑の葉にスズメがとまった。まだ若いスズメのようだ。代わり映えのしない光景だが、私にとって何よりも心落ち着く情景である。

2007/6/23 キジ

キジ

昨日の雨とは打って変わって、今日は、太陽がギラギラ照りつける暑い日となった。暑い日差しの中、今日も田んぼを回ってみた。今日は、なかなか鳥に出会わない。鳥の代わりにトンボがたくさん目に付いた。帽子にとまったり足元にとまったり。なかなか楽しい。

「ケンケーン」畦の上でキジが鳴いた。少し離れたところに、もう一羽雄のキジがいる。稲の緑が夏の陽を浴びて一層、色濃く見える。雄のキジの色も夏の日差しの中で鮮やかだ。「ケンケーン」まだ慣れていない様子でキジがホロ打ちをした。

2007/6/22 キジ

キジ

雨が降り出す前に、近くの田んぼを回ってみようと出かけたのだが、途中で雨になった。最初の出会いは、ヒバリの雌雄。畦で餌とりをしていた。葦原の上で賑やかな声を披露しているのは、オオヨシキリ。すぐ近くをヨシゴイが飛んだ。セッカも飛んでいる。稲の緑が伸びた水田をツバメが飛ぶ。カワラヒワも飛んだ。畦のところでちょっとだけ赤色が見える。キジの雄が、ほんの少しだけ顔を出した。さっと土手の方に向かって飛んだのは、オオタカの若だったような気がする。水田には、コチドリの姿も見えた。雨の降る田園風景も、なかなか良いものだ。

2007/6/21 コアジサシ

コアジサシ

今日は、曇りのち雨の予報。散々迷ってコアジサシに会いに出かけることにした。例年、干潟や公園でコアジサシをよく見かけるのだが、今年は、なぜか縁がなくて千葉の海岸で一度出会っただけである。知人に教えていただいた川沿いに歩くと「キリッキリッ」「キリッキリッ」とコアジサシの声が聞こえてくる。予報に反して太陽が照りつけ汗をふきふき歩く。コアジサシが私のすぐ近くを元気よく飛んでいく。夏の日差しとコアジサシ。私の好きな光景だ。

2007/6/20 アオゲラ

アオゲラ

梅雨入りしたものの雨が降らず、今日も朝から太陽が元気よく顔を出し暑くなりそうな予感。暑くなってくると木陰の涼しさが何より嬉しい。木陰を求めて緑の多い公園に足を向けることにした。

広い公園の中を歩くとシジュウカラの声が聞こえてくる。ところどころでアジサイが目を引く。先日訪れたときは、美しい姿を見せてくれた菖蒲も今日は元気がない。高い木の上をメジロが数羽飛んだ。ヒヨドリもときどき飛ぶ。木が大きくカーブしたところで動いているのはアオゲラだ。なんだかアクロバットをしているように見えた。

2007/6/19 ツミ

ツミ

青葉の茂った木陰でツミに出会った。キーキーキーキーあたりに響き渡る声がして姿を現し枯れ枝にとまったのは、ツミの雄だ。胸のところが淡いオレンジ色をしている。とても綺麗なツミだ。背中は、灰色で白い羽も見える。背中の羽も美しい。

今日は、木陰にいても汗ばむほどの陽気だった。緑陰でしばらくツミの美しい姿に見とれていた。ツミは、本当に魅力的な猛禽だ。

2007/6/18 アカショウビン

アカショウビン

森の中から聞こえてくるのは、コルリ、キビタキ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスなど。アカゲラのドラミングも聞こえてくる。木道に沿って歩くと所々にクリンソウが美しく咲いているのが目に付く。

早朝の森で静かに静かに耳を澄ますと、遠くでキョロロロロロローと澄んだ美しい声が聞こえてきた。その声が、だんだん近づいてくる。突然、目の前の木にアカショウビンがとまった。しかし、逆光で真っ黒。シルエット状態である。そのアカショウビンが、別の木に飛び移った。アカショウビンの飛翔の姿を、これほどじっくり見るのは、初めてである。アカショウビンは2羽。雌雄で並んだり、後姿を見せてくれたり、葉の陰になって見えないこともあったが仲の良いところを見せてくれ楽しませてくれた。

2007/6/16 クロツグミ

クロツグミ

グループの撮影会で伊香保森林公園に出かけた。一昨日、関東地方は梅雨入りとのことであったが、昨日も今日も上天気。青空に木々の緑が眩いほどだ。深い木々の間から賑やかに聞こえてくるのは、エゾハルゼミ。今日、初めてその姿を見た。あまりにエゾハルゼミの声が大きくて鳥の声が聞こえない。ようやくミソサザイとオオルリの声を聞き姿を見ることもできた。水浴びにきたのは、クロツグミ、アカゲラ、キビタキ、キセキレイ、オオルリ。お天気が良いのでもっとたくさん水浴びに来るかと思ったけれど、今日の出会いは案外少なかった。

2007/6/15 アオバズク

アオバズク

アオバズクは、青葉の茂る頃に南から渡ってくるミミズクということで「アオバズク」と呼ばれるという。5月の声を聞くとアオバズクの飛来が待ち遠しく、何だか落ち着かない日を過ごす。今年は、全般的に鳥たちの動きが変わって昨年まで見られていた鳥が見られないケースがいくつかあるようだ。

先日、昨年出会ったアオバズクの飛来地を訪ねたのだが、今年は飛来していないという。何とも寂しい限りである。今日、別の飛来地を訪ねようやくアオバズクに会えた。高い杉の木で眠っていたが、地元の方が「おはよう」と声をかけると目をまん丸に見開いて挨拶をかえしてくれたような気がした。何とも礼儀正しいアオバズクである。

2007/6/14 ムクドリ

ムクドリ

所用で出かけた稲毛海岸駅、駅前の街路樹にシジュウカラ、スズメ、オナガ、ムクドリ、ドバトをわずか数分の間に見かけた。珍しい鳥たちではないが、これだけ鳥が見られる自然が嬉しかった。

昨日訪れた都市公園でムクドリの群れをいくつも見かけた。暑さのためかほとんど木陰にいる。ギュルギュルという声がたくさん聞こえるので木陰を見ると実にたくさんのムクドリがいるので驚いた。クローバーの咲く草原に出てきたムクドリは、ちょっとおすまし顔に見えたので一枚カメラに収めてきた。

2007/6/13 セイタカシギ

セイタカシギ

今日は、お天気も良いので都市公園めぐりをした。一つ目の公園には、セイタカシギのバトルの最中に到着した。4羽のセイタカシギが、餌場をめぐって争っているようだ。まず2羽が組み合い嘴と嘴を交差しかなり派手な戦いである。傍観していた2羽も加わり4羽が絡み合って葦原は戦場と化した。生きていくためには、皆、必死なのだ。鳥の世界も人の世も厳しいことに変わりはない。

2007/6/12 アオゲラ

アオゲラ

「アオゲラ」漢字では「緑啄木鳥」と書く。緑色のケラつまり緑色をしたキツツキという意である。全身が黄緑色に近い。初夏の頃、ピョーピョーピョーあるいはキョッキョッまたはケレケレと鳴く。

私が初めてアオゲラに会ったのは、東京郊外の公園である。こんもりした木々の間からアオゲラのドラミングを聞いたときは、胸が高鳴った。歩を進めるとその音がだんだん近づいてくる。見上げた木の上で、アオゲラのドラミングをする姿を見たときの感激は、忘れられない。

今日、桜の木にとまったアオゲラを見た。後頭部が赤いので、すぐに雌とわかった。約30cmはあるという。啄木鳥の類は、何故か心惹かれる。今日は、久しぶりにアオゲラに出会え心弾む日となった。

2007/6/11 カルガモ

カルガモ

民家の立ち並ぶところからわずかに奥に入るとひっそりとした森があった。昨日の雷雨と昨夜の強い雨であたりは、びっしょり濡れている。センダンやシラカシ、カエデの木を左右に見ながら細い道を歩く。目の前に懐かしい光景が現れた。収穫間もない麦が干されている。「はざかけ」というのだろうか。すぐ近くには、小さな水田があり、植えられてまだ日が浅いと思われる稲が、昨夜の雨をたっぷり吸って瑞々しく輝いて見える。

しばらくそれらの光景を眺めているとバサッと羽音がして近くに何かが降り立った。カルガモだ。カルガモは、住み慣れた場所という顔つきで水田に嘴を入れ少し遅めの朝食をゆっくり味わっているようだった。

2007/6/10 ヒバリ

ヒバリ

小さな川沿いには釣り人が並び、実りの時期を迎えた麦は、穂先を誇らしげに風に揺らしている。稲の緑は次第にその濃さを増し、その上をヒバリが舞い上がる。時折、セッカのチャッチャッ、チャッチャッという声が響き渡る。遠くでケンケーンとキジが鳴き、ホロ打ちする姿が見えた。

いつもアマサギに出会うところまで行ってみたが、何故か今日は一羽もいない。麦秋の黄金色と稲の緑が織り成す手賀沼周辺の田園風景は、のどかで美しい一幅の絵のように私には思える。

畦で採餌していたヒバリが舞いあがった。あたり一面ヒバリの声。一体、何家族ヒバリがいることだろう。ヒバリたちの大コーラス。画像をクリックして録音したての田園の歌声をお聞きください。

2007/6/9 ミミカイツブリとメリケンキアシシギ

ミミカイツブリ

鳥たちの広場に夏羽と冬羽のミミカイツブリとようやく出会えたメリケンキアシシギメリケンキアシシギを追加しました。金色の飾り羽が美しい夏羽のミミカイツブリと全体に白さが目立つ冬羽のミミカイツブリ。早春の堤防に座ってじっくり観察できました。胸から腹、下尾筒にかけて黒い横縞が密で全体がしまって見えるメリケンキアシシギ。初夏の太陽が輝くテトラポットでフナムシを採餌していました。今回は、この2種のご紹介です。

2007/6/8 野うさぎ

野うさぎ

すっかり夏の日差しになった。10日ほど前に訪れた印旛沼では、ヨシゴイが2羽で盛んに飛び、サンカノゴイも何度も飛翔の姿を見せてくれた。ところが今日、久しぶりに訪れてみるとヨシゴイもあまり飛ばず、サンカノゴイも田んぼに行ったまま、なかなか帰ってこない。せめてオオヨシキリでも撮ろうと思うのだが、これもまたなかなか思うようには、写真を撮らせてくれない。今日は、諦めて帰ろうと思ったとき、野うさぎがピョンピョンと現れた。アカツメクサの見える草むらに入ったり出たりしてすぐにまた姿を消してしまった。

2007/6/7 チュウサギ

チュウサギ

今、手賀沼周辺で比較的よく見られるサギは、アマサギである。たいてい数羽かたまって採餌している。ダイサギやアオサギも見られるのだが、アマサギのほうが目に付く。時には、チュウサギも見かけることもあるのだが、頻度は少ない。もっともダイサギと見間違えていることがあるかもしれないのだが。

先日、ヒバリの写真を撮りたくて回った手賀沼周辺で、水田に降り立ったチュウサギに出会った。ダイサギの黒くて長い嘴に比べるとチュウサギの嘴は、短めである。稲の緑が伸びた水田に降り立った真っ白なサギの姿は、美しく見えた。

2007/6/6 ブッポウソウ

ブッポウソウ

今年もブッポウソウが飛来しているという。だいぶ前から耳にしていたのだが、なかなか機会がなく、今日、知人のお世話になってブッポウソウに会いに出かけてきた。

こんもりした杉木立にブッポウソウはいた。飛翔の姿は、とても美しいのだが、声を聞くと驚いてしまう。高い木の上なので、私のカメラでは写真にはならないが、ブッポウソウに会えた嬉しさで、ずいぶんたくさんシャッターを切った。ブッポウソウの濃いブルーの色を出すのは、なかなか難しい。

2007/6/5 ヒバリ

ヒバリ

実りの時期を迎えて麦の穂が黄金色に輝いて見える。今、手賀沼周辺で見られる光景、「麦秋」。麦の熟する頃、初夏を表す言葉である。今日、久しぶりに手賀沼周辺を回ってみた。麦の穂が輝き、水田では、いつの間にか、稲の緑ががずいぶん伸びてきている。近くの葦原ではオオヨシキリが賑やかにさえずり、時々、2羽で飛び立ちまた葦原の中に消えてゆく。近くの畦には、ヒバリが2羽。1羽は砂浴びし1羽は羽繕いしている。どこでも見られるような光景だが、心和み、ゆったりとした気分に浸ることができた。

2007/6/4 タマシギ

タマシギ

今頃の季節は、鳥たちにとって子育て繁忙期である。ツバメ、ヒバリ、カワセミ、スズメ、シジュウカラ、コゲラなど親鳥が一生懸命、餌を探し雛に餌を運んでいる姿を見かけることがある。

先日、タマシギの子育てを見る機会があった。タマシギの子育ては、父鳥が行う。あまりにも有名な話であるが、羨ましいような切ないような。しばらく観察していると父鳥が採餌したものを雛が嘴を近づけその餌を啄ばんでいる。2羽の雛の嘴と父鳥の嘴が交差する様は、親子の愛をひしひしと感じ、その場を立ち去りがたかった。

2007/6/3 カルガモ

カルガモ

あちこちのHPやブログで、最近、よく見かけるのがカルガモの雛。多いところでは十数羽の雛が母鳥の後をついて泳いでいる微笑ましい姿の写真があった。私が4月の初めに見たのは、マガモ(♀)とヨシガモ(♂)の間に生まれたと思われる1羽。その後、しばらくして別のマガモの雛と思われる9羽を見た。

あの微笑ましい姿を見たいと思っていたら、今朝、通りかかった田んぼでカルガモの親子に出会った。母鳥の後について泳いだり、兄弟で競争するように泳いだり近くの草を啄ばんだりしている。近くの木陰に座ってしばらくその様子を眺めていた。私の一番好きな心和む光景だ。

2007/6/2 イヌワシ

イヌワシ

多摩動物公園でバードカービング フェスティバルが開催されている。今日の限定イベントとして叶内拓哉氏による「野鳥写真の撮り方・楽しみ方」という講演と撮影会およびアドバイス会があった。

鳥の写真を撮るとき、目が光ってなくてもよい、目が生き生きしていればその方がずっと素敵なことだというようなお話があった。その言葉に私はとても感銘を受けた。「目が生き生きしていること」それが何を意味するか。鳥を愛し鳥の心を思い鳥の写真を撮る人なら誰でもわかることであろう。

久しぶりの多摩動物公園では、蝶の舞う姿や、クジャク、シロフクロウ、ツクシガモ、アカハシハジロ、オオワシ、オジロワシ、イヌワシなどを見ることができ、とても楽しい一日だった。

2007/6/1 アオバト

アオバト

昨夜の雨もあがって爽やかな朝。すっきり晴れた朝を期待していたのだが、残念ながら曇りがちのお天気。久しぶりに出かけた海岸には、丹沢の山からアオバトが飛来する。山の鳥が海水を飲みにやって来る。ミネラル分の補給とか。待つほどもなくアオバトの群れが海岸に降り立った。しかしあっという間に飛んでいってしまう。なかには海水を飲まずに戻ってしまうアオバトもいる。

なかなか写真は撮れなかったが、2時間あまりの間にずいぶんたくさんのアオバトを見た。アオバトのあの緑色と雄のワインレッドの色が忘れられない。久しぶりの海辺は楽しかった。

2007/5/31 ヨシゴイ

ヨシゴイ

「ヨシゴイ」漢字では「葦五位」と書く。「ヨシ原に住むゴイサギに似た鳥」という意からヨシゴイと呼ばれるようになったという。葦原でヨシゴイの姿をずいぶん見かけるようになった。先日、立ち寄った印旛沼では、ヨシゴイが2羽ずつ飛んでいる姿をたくさん見かけた。外敵が近づくと頸を伸ばして擬態という行動をとる。葦が風に揺れるのにあわせて姿を紛らわせる様は、見ていて本当に感心してしまう。

沖縄や奄美大島で見たリュウキュウヨシゴイは、赤褐色で飛翔している姿は、赤い鳥が飛んでいるという印象であった。

ヨシゴイとの出会いが楽しみな季節になってきた。

2007/5/30 コチドリ

コチドリ

雨が降り始める前に水辺の鳥たちに会ってこよう。そう思って早朝、家を出た。雲が厚く、朝早いとはいえ、ずいぶん暗い感じがする。真っ先に目に入ったのは、コサギ。目先が赤く足も黄色というよりオレンジ色に変わっている。明らかに婚姻色だ。手前の方で動いているのは、コチドリ。キアシシギの姿も見える。セイタカシギが2羽飛んできた。遠くの岩のところに飛んできたのは、どうやらササゴイのようだ。

雨がぽちぽち降り出した。コチドリが2羽飛んでいたが、1羽が近くに下りた。さっきとは別のコサギがぐんぐん近づいてくる。水辺の鳥たちは、雨が降っても元気に動き回っている。

2007/5/29 サンカノゴイ

サンカノゴイ

今日も爽やかなお天気になりそう。少し葦原を回ってみよう。目的地に着くとオオヨシキリが賑やかな声で出迎えてくれた。モモイロペリカンの姿を探してみたが、どこかにお出かけのようで、見当たらない。少し進むとカイツブリの声とオオバンの声が聞こえてくる。

土手の上でカメラを構えた人たちの姿が見えてきた。枯れていた葦も次第に緑色になりつつある。その葦原をヨシゴイが盛んに飛ぶ。オオヨシキリも盛んにさえずっている。葦原から大きな鳥がふわっと飛び出した。サンカノゴイだ。久しぶりに見るサンカノゴイは、やはり大きい。

2007/5/28 ヤンバルクイナ

ヤンバルクイナ

真っ赤な嘴、真っ赤な足、真っ赤な目。胸から腹にかけての白色と黒色の綺麗な縞模様。美しいヤンバルクイナに心引かれずっと会いたいと願ってきた。国の天然記念物で絶滅危惧種である。沖縄北部の「やんばるの森」にのみ生息し夜間は木の枝上で眠るという。マングースだけでなく猫、特に捨て猫による被害が多くまた、交通事故による被害も後を絶たず、減少の傾向をたどっているという。

そのヤンバルクイナを守ろうと懸命な努力をしている人たちがいる。心無いバードウオッチャーによって数少ないヤンバルクイナや、やんばるの森の住民の生活が脅かされることがあるという。ストレスで折角産んだ卵をヤンバルクイナの雄が嘴ですべて割ってしまうことがあるという話を地元の方から伺った。

今回、やんばるの森を訪れ、ヤンバルクイナだけでなく鳥たちの生活とそこに住む人々の生活を脅かすことのないようフィールドマナーについて改めて考えさせられた。

2007/5/27 沖縄の鳥たち

鳥たちの広場の「沖縄の鳥たち」にリンク

5月24日〜26日まで沖縄を訪れ、南国の風景と鳥たちとの出会いを楽しんできた。沖縄は梅雨入りしているとのことだったが、二日目は、梅雨明けを思わせるような暑い日差しとなった。しかし翌日は、早朝より強い雨となり目まぐるしい天候の変化に戸惑いながら、南国沖縄での探鳥を楽しんだ。

初日は、那覇空港より名護を経て国頭村に向かった。デイゴ途中、干潟でクロツラヘラサギ3羽、ウズラシギ、夏羽のオグロシギ、セイタカシギなどを見ることができた。途中の橋の上からは、エリグロアジサシ、クロサギなども見ることができた。次に田んぼをまわった。ここでは、チュウサギ、アマサギ、セッカなどを見、リュウキュウアカショウビンの声を聞いた。国頭村に向かう途中の林道では、リュウキュウメジロの姿を見た。

この日、ナイトウオッチングがあった。暗闇の中で、リュウキュウコノハズクの声が近くに聞こえた。イシガケチョウしかし、姿を見ることはできなかった。諦めかけたころ、「いた!」との声で前方を見る。すぐに場所がわからず、おろおろして何とかカメラに収めたのがリュウキュウオオコノハズク。さらにしばらく進んで、今度は、リュウキュウアカショウビン。目を覚まさせてしまってごめんなさい。

二日目、お目当てのヤンバルクイナに会いに行く。車中で緊張の時間が流れていく。しばらくしてヤンバルクイナが道路を横切ったのが見えた。さらにしばらく待つとヤンバルクイナが、草の中に見え隠れしている。気がついたときには、目の前。近すぎて写真が撮れない。移動するのを待って、念願のヤンバルクイナを撮ることができた。

オオハマボウ この日は、真夏を思わせるような暑い日差しであったので林道を走ると緑の風が心地よかった。「ピィッ」「ピィッ」という声が聞こえてきた。ノグチゲラだ。暗い林の中で、ようやく姿を見ることができた。次に田んぼを回り、溝のところで採餌している夏羽のリュウキュウヨシゴイを見ることができた。また林道にもどり、今度は、アカヒゲ探し。夕方が近づくにつれ、だんだん鳴き声が聞こえるようになってきた。ようやく林の中の高い木の上で囀っているのが見えた。

イジュ 三日目、早朝よりかなり強い雨。雨の中で、ヤンバルクイナの成鳥と幼鳥に出会った。お母さんらしいヤンバルクイナが幼鳥を追いかけている。躾の一環なのだろう。この後、林道を通り、田んぼに向かった。田んぼでは、シマキンパラの姿をたくさん見かけた。シロガシラもずいぶん鳴いていた。ヒクイナを探したのだが、見つからず、バンの姿は、ずいぶんたくさん見かけた。川では、キアシシギ、アオアシシギ、イソシギなどが採餌していた。稲の影になったところで、シロハラクイナを3回見かけたが、その度に、すぐ隠れられ、撮影できなかったのが心残りである。

3日間の沖縄の様子を「鳥たちの広場・番外編1・沖縄の鳥たち」でご紹介します。

2007/5/25 鳥たちの広場に追加

オニアジサシ ヒメシジュウカラガン

鳥たちの広場に、まれな旅鳥オニアジサシとシジュウカラガンより小さいヒメシジュウカラガンを追加しました。オニアジサシは、強風の日、三番瀬海浜公園で砂浜に下りたところを撮影することができました。飛翔の姿は、大きいなあという印象です。あの黒い頭と真っ赤な嘴が目に焼きついています。ヒメシジュウカラガンに会った日は、あいにく雨が降り出し、適正な色が出ず残念に思っています。小さな池でカルガモたちと仲良くのんびり泳いでいました。

2007/5/23 シジュウカラ

シジュウカラ

鳥たちの巣立ちの季節になった。去年も一昨年も今頃シジュウカラの巣立ち雛を見かけたのを思い出し、今日は、久しぶりに電車とバスに乗って市内の公園に出かけた。散歩コースで、出会えば一番良いのだが、なかなかチャンスが巡ってこない。

バス停からほんの3分ほど歩いたところで、雛の声がする。明らかにシジュウカラだ。見上げると、桜の木の上の方で、ちらちらとシジュウカラの姿の一部が見える。茂った葉の隙間から観察すると毛虫や青虫などを食べているようだ。もう自分で餌取りをしている雛もいる。ようやく姿の見える位置に現れたので、何とか一枚カメラに収めることができた。

2007/5/22 オナガ

オナガ

オナガは、私の住む町のいわゆる「市の鳥」である。しかし、これがどういうわけか、そう簡単に姿を見せてくれない。数年前の初秋、太陽が傾きかけたころ、雑木林で初めて見たオナガは、とても美しく見えた。あの声から想像するには、あまりにもイメージが違っていた。

私が、オナガをよく見かけるのは、東京近郊の公園が多い。これといった鳥に出会えないときなど、オナガがサービスしてくれると嬉しくなる。今日は、久しぶりにオナガに遊んでもらった。木の陰に隠れるようにして近づくのだが、生い茂った葉の陰に隠れてなかなか全身を撮らせてくれない。まるでオナガと鬼ごっこをしているようだった。

2007/5/21 ヒバリ

ヒバリ

吹く風の心地よい季節になった。早苗がそよ風にゆれる田園風景は、のどかで私は大好きである。心がゆったりしていつの間にか「夏はきぬ」の歌を口ずさんでいた。

五月雨の そそぐ山田に
早乙女が 裳裾ぬらして
玉苗植うる 夏はきぬ

麦畑には、セッカの「ヒッヒッヒッ」「チャッチャッ」「チャッチャッ」の声が響きわたっている。近くには、ヒバリの姿もたくさん見かける。まだあどけなさの残るヒバリの顔もあった。畦にいたヒバリが飛んで麦畑の中に消えた。

五月やみ ほたるとびかい
水鶏鳴き 卯の花さきて
早苗植えわたす 夏はきぬ

2007/5/20 ムナグロ

ムナグロ

今日は、久しぶりに爽やかなお天気。吹く風も心地よい。鳥撮りに出かけたいところだが、所用で外出ままならず。数日前の画像からムナグロです。

ムナグロは、私にとって懐かしい思い出の鳥だ。鳥に関心を持ち始めて、まだ日が浅い頃、出会ったのが越冬ムナグロ。冠羽の美しいタゲリと一緒に広いグランドで採餌していた。この日、初めて400mmの望遠レンズを使った。

早苗がそよ風に揺れる水田で、数日前、夏羽のムナグロに出会った。白と黒のコントラストのはっきりした装いは、冬羽のムナグロと全く印象を異にしていた。しばらく車から観察していたが、不意に飛び立った。心の準備が出来ていなかったので、飛翔1枚目の画像は、嘴の欠けたものになってしまった。

2007/5/19 水芭蕉

ミズバショウ

水芭蕉を見て思い出すのは、江間 章子氏の作詞による「夏の思い出」の歌である。これは、私だけでなく多くの人の懐かしい思い出の歌なのではないだろうか。

夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり
石楠花色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空。

初夏の高原で水芭蕉に出会ったとき、「夏の思い出」の歌が頭をよぎり、何故か秋にしか訪れる機会のなかった尾瀬の小径を懐かしく思い返していた。

2007/5/18 初夏の高原

初夏の高原

久しぶりに出かけた高原は、新緑が芽吹き、まだ桜が咲いていた。水芭蕉も美しかった。初夏というより、早春という方がふさわしいような、陽気であった。今朝は、ことのほか寒く、真冬の装いでちょうどよいくらいであった。

朝は、クロツグミの声で目覚めた。早朝、森の小道を歩くとヤブサメの声がする。一番出会いが多かったのがアオジ。アオジのさえずりをあちこちで聞いた。オオルリやコルリのさえずりは、よく聞いたが、林の中で姿が見えない。キビタキには、何回か出会った。アカゲラやアオゲラの声も聞いたが、姿を見たのは一度だけ。ツツドリの声も林の中によく響いていた。コサメビタキやコムクドリが巣作りをしているのを見た。コガラやゴジュウカラは、一生懸命餌を運んでいた。ニュウナイスズメも見かけた。

しかし、森の中、林の中で鳥たちとの距離があり、写真を撮るには、なかなか厳しかった。森の中に腰を下ろし、ゆっくりさえずりを聞くのが優雅な楽しみ方なのかもしれない。

2007/5/15 オオヨシキリ

オオヨシキリ

今日は、近くの田んぼめぐりをした。2〜3日前には、たくさん姿を見かけたムナグロやキョウジョシギだが、今日はすいぶん姿が減ってチラホラ見える程度になってしまった。畦のところでは、ヒバリが二羽、餌を探しているようだ。今、子育て中なのだろう。

「ギョギョシ」「ギョギョシ」田を渡る風にのってオオヨシキリの声が響き渡っている。今年もまた、この賑やかな声が聞かれる季節になってきた。手賀沼で初めてオオヨシキリを見た日のことが鮮明に思い出される。真っ赤な口が撮りたいのだが、後ろ向きばかり。ようやくこちらを向いて「ギョギョシ」「ギョギョシ」と囀ってくれた。

2007/5/14 キビタキ

キビタキ

今日は、久しぶりに森林浴に出かけた。森の中は、いつの間にか、葉が覆いかぶさるように茂り、あたり一面、薄暗いほどになっている。聞こえるのは、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、カラスの声。ふと、耳を澄ますと、キビタキの声がかすかに聞こえる。高い木の上にやっと、キビタキの姿を見つけた。ちょっと距離はあったが、なんとか撮影する。

森の中で、深呼吸しおいしい緑の空気をいっぱいに吸って、少しは元気になれた。ここのところ疲れていたので、森林浴は、とてもよい気分転換になり、新しいエネルギーを充填出来たような気がする。

2007/5/13 フクロウ

フクロウ

今日は、近くの田んぼ巡りをし、出会ったムナグロをアップする予定であった。しかし、画像をチェックしているうちにパソコンがフリーズしてしまった。今日のフリーズは、ちょっと重症。ムナグロの画像が使えなくなってしまったので、数日前に出会ったフクロウの雛に代役を務めてもらうことにした。

このフクロウは、巣立ちして二日後とのことだったが、まだ、木の低いところにいた。小学生がフクロウに「おはよう」と挨拶して通っていく姿が何とも微笑ましく心に残る光景だった。

2007/5/12 メリケンキアシシギ

メリケンキアシシギ

「ピッ ピッ ピッ ピッ」「ピッ ピッ ピッ ピッ」テトラポットの上を飛ぶように移動している鳥の姿が見えた。姿はキアシシギに似ているが、聞きなれた「ピュイー ピピピピ」の声とは違っている。メリケンキアシシギのようだ。キアシシギに比べ、全体の印象がずいぶん黒ずんで見える。三日前に見たシギは、すべてキアシシギだったと改めて思う。

岩礁の上に、二羽並んだり、三羽になったりするが、動きが結構緩やかで、人見知りもしないようだ。一羽になったところを撮りたくてしばらく待ったのだが、なかなか思うような位置には来てくれない。高い所の苦手な私には、堤防の上で撮影するのは、とても疲れることである。納得のいく写真は撮れなかったが、メリケンキアシシギに出会えたことに感謝の一日であった。

2007/5/11 鳥たちの広場に追加

コホオアカ ホオアカ

鳥たちの広場に、飛島で出会った鳥たちの中からホオアカ、コホオアカを追加し掲載しました。ホオアカは、以前、野辺山で出会ったことはあるのですが遠すぎて、今回初めて近くでじっくり観察することができました。コホオアカは、最終日に近くで観察することができました。

2007/5/10 フクロウ

フクロウ

知恵の神様とされるフクロウ。毎年、5月の連休のころ、フクロウの雛が巣立ちする。神社や仏閣の大木の洞に営巣することが多い。時には、公園などで営巣することもある。

今朝、思いがけず巣立ってまだ日の浅いフクロウの雛を間近に見ることができた。風が吹くたびに枝にしがみついている姿が何とも可愛かった。近くの杉の木では、母鳥がわが子をじっと見守っている。カラスが鳴くとカッと目を見開いてあたりの様子を伺っている。親子の愛を感じる光景である。

ママは、どこにいるのでしょう?写真の上にマウスを持っていってください。

2007/5/9 キアシシギ

キアシシギ

久しぶりに海辺を歩いてみた。少し歩くと汗ばんでくる。いつの間にか夏を思わせる日差しになってきたのだ。「キリッ キリッ」「キリッ キリッ」空を見上げるとコアジサシが3羽、松林の方に飛んでいくのが見えた。「ヒッ ヒッ ヒッ」フェンスに囲まれた草むらの中では、セッカの声がする。

堤防に沿ってしばらく歩くとキョウジョシギが数羽、岩礁の上で採餌している姿が見えた。時々、近くの岩礁まで飛ぶ。波しぶきをあびて飛ぶキョウジョシギの飛翔姿は、美しい。さらにしばらく進むとキアシシギの姿が見えてきた。もしかするとメリケンキアシシギ?少しずつ近づいてみた。しかしよく見ると、どうも人違いのようだ。でも可愛いのでカメラに収めてきた。

2007/5/8 コジュリン

コジュリン

湿原を渡る風は心地よく、ひととき暑さを忘れさせてくれる。5月だというのに今日は真夏を思わせるような暑い一日だった。吹き渡る風にのってセッカ、コジュリン、オオヨシキリの声が賑やかに聞こえてくる。セッカは、ヒッヒッヒッと空高く舞い上がり、時折、枯れた葦にとまる。コジュリンの黒い頭もチラチラ見える。ジュクジュクジュク。オオセッカの声だ。目を凝らして見るのだが、姿は見えない。

コジュリンが二羽飛んできた。一羽は真っ黒な頭だが、一羽は黒くない。コジュリンの雌雄のようだ。しばらくすると、二羽でまた葦原の中に飛んでいってしまった。

2007/5/7 飛島の鳥たち

ヨーロッパビンズイ サンショウクイ

「渡り鳥」という言葉には、哀愁を帯びた響きがある。渡り鳥のメッカとして知られる「飛島」。以前、NHKのさわやか自然百景で放映された「飛島」を見たときから一度は訪ねてみたいと思っていた。今回5月3日〜6日までのツアーに参加したくさんの鳥たちとの出会いを楽しんできた。

ヒメコウテンシ ノゴマ

最初の出会いは、ヨーロッパビンズイであった。休校になった校庭の草むらで一心に採餌していた。ヘリポートでは、シベリアアオジの姿をスコープで見せていただいた。

サンショウクイには、何度も出会う機会があったが、一番驚いたのは、二日目の朝、すぐ目の前のマツの木にとまったときである。そのとき、距離はあったがノゴマにも出会った。キビタキ カラアカハラヒメコウテンシには、畑で出会った。ここで出会ったキビタキのほとんどが、羽がまだ茶色の若鳥である。以前、機会を逸したカラアカハラにも出会った。四谷ダムでは、ヒガラ、コサメビタキ、センダイムシクイなどを間近に見ることができた。残念だったのは、ムギマキの情報がありながら会えなかったことである。

オオルリ センダイムシクイ

三日目の朝、朝露にぬれた草むらでセンダイムシクイに出会った。長旅の疲れか、あまり飛べないようであった。八重桜の木にとまったオオルリもなかなか美しかった。校庭からヘリポートに向かって歩けば、コマドリの美しいさえずりをたっぷり聞くことができた。マヒワの群れは何度も見たが、港の近くで出会ったマヒワは、タンポポを一心に啄ばんでいた。イタドリの上にとまったノビタキの姿は可愛かった。この日、四谷ダムは、霧に包まれていたが、キマユムシクイに会うことができた。

マヒワ ノビタキ

最終日、校庭でハギマシコの亜種とノジコに出会った。展望台の近くでは、コムクドリに出会った。道端では、採餌しているアトリに出会った。道端で採餌している鳥たちに出会う機会が多かったが、やはり旅の疲れからなのであろう。コホウアカやキマユホオジロには、ヘリポートで出会った。

コムクドリ ノジコ

見慣れているアオジやホオジロ、メジロなども日本海に浮かぶ島で出会うと一層いとおしさを感じるのは私だけではないであろう。帰路、船を追いかけるように必死に飛んでいたメジロの姿が忘れられない。

四日間、渡り途中のたくさんの鳥たちに出会い、アトリ コホオアカ キマユホオジロその健気な姿に胸を熱くした。この鳥たちが、無事に目的地にたどり着けるよう心から願っている。今回のツアーでお世話になったスタッフの方々、ご一緒させていただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

4日間の飛島の様子を「鳥たちの広場・番外編1・飛島の鳥たち」でご紹介します。

2007/5/6 飛島

キビタキ

日本海に浮かぶ飛島。冬鳥と夏鳥が集う渡り鳥の交差点として知られている。またウミネコの繁殖地としても知られている。5月3日〜6日まで飛島を訪れた。

4日間で一番会う機会の多かったのがマヒワ。マヒワの群れをずいぶん見た。アトリも多かった。コマドリの「ヒンカラカラ」の声もずいぶん耳にした。カラスバトの声も初めて聞いた。ヒメコウテンシやキマユホオジロ、カラアカハラ、ヨーロッパビンズイなどにも出会ったのだが、一番心打たれたのは、疲れ果てたセンダイムシクイやキビタキが道端で一心に採餌する姿である。その健気な姿に胸が熱くなり渡りをする鳥たちの宿命を思った。

2007/5/5 鳥たちの広場に追加

コイカル コミミズク

鳥たちの広場に、冬から早春にかけて出会った思い出の鳥たちを掲載しました。

朝日の中で出会ったコイカル。キレンジャク コチョウゲンボウ綺麗な声で鳴いていました。長い間会いたいと願っていたコミミズク。初めて枯れ草の中で見た金色の目が忘れられません。水のみに降りていたコチョウゲンボウにも思いがけず出会うことができました。オオルリ コルリヤブランを一心に啄ばんでいたキレンジャク。すぐ目の前で会うことができました。ヤナギの花芽を啄ばむキレンジャクにも出会うことができました。

季節の鳥、オオルリ、コルリを昨年撮影したものの中から画像を入れ替えました。

2007/5/3 ミゾゴイ

ミゾゴイ

数日前、暗い林の中でミゾゴイに出会った。一昔前は、簡単に見られた鳥らしいが、今では、なかなか出会えない鳥になっているらしい。漢字では、「溝五位」と書く。「溝のゴイサギ」の意だという。古名の「おずめとり」は、田や水路を守る鳥の意だという。暗い林の中で長い長いミミズを食べていた。採餌するとき、抜き足差し足忍び足という感じで近づいて行く姿が何とも滑稽であった。渡りの途中で十分栄養補給出来たのであろうか。

2007/5/2 コブハクチョウ

コブハクチョウ

四年前の春、初めて手賀沼を散歩した日、偶然九羽のコブハクチョウに出会った。そのときは、白くて大きな鳥という印象を持っただけであった。しかし、それが鳥に関心を持つきっかけになったのだ。

今、手賀沼でコブハクチョウが子育て中。2箇所は7羽づつ、1箇所は4羽。もう1箇所は、抱卵中とのことである。昨日、久しぶりにコブハクチョウの可愛い雛の姿を見た。陸にあがって親鳥と全く同じように羽繕いしている。散歩の人が足を止め、このほのぼのとした光景に見入っている。例年見られる手賀沼の風物詩だ。

2007/5/1 アマサギ

アマサギ

予報通り雨になったのだが、久しぶりに手賀沼を回ってみることにした。手賀沼の周りの水田には、青々と苗が植えられ時折、ツバメが飛びヒバリが舞い上がる。セッカの声も聞こえる。コサギたちと一緒にいるアマサギの姿が見えた。もうアマサギが見られる季節になったのだ。畦道には、キジの姿が見える。遊歩道を歩いてみると、「キリ、キリッ」という鳴き声がする。見上げるとコアジサシが悠然と飛んでいるのが見えた。

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