タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2023/1/1 新年のご挨拶

新しい年を迎え、静かに2022年を振り返ってみますと、色々な鳥たちとの出会い、散歩道での様々な植物との出会いが思い出されます。野鳥に関心を持つきっかけとなりましたのは、2003年5月の初め、手賀沼遊歩道で9羽のコブハクチョウを見かけたことが発端でした。今年でちょうど20年になります。体力の衰えと共に、野鳥を撮影する機会が減ってきておりますが、折々の出会いを大切に本年も更新を続けて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2023/1/2 メジロ

自宅近くの散歩道。距離にすれば、わずかなのだが、目に触れるものすべてが被写体になるので、とても楽しい散歩道である。ずいぶん寒くなってきているが、まだまだ紅葉を楽しめるところがあり、青空と共にレンズを向けるとなかなか美しく嬉しくなってくる。

この日は、メジロとコゲラに出会った。黄葉のところを動き回るコゲラは、何とも愛らしかった。アクロバットのような動きも時には、見せてくれて、ずいぶん充実した散歩となった。コゲラも動きは、なかなか速くて、とうとう顔をこちに向けてくれることはなかった。また、ゆっくり歩いてみたいものである。

2023/1/3 散歩道

自宅近くの散歩道。あまり歩けない私にとって、とても大切な散歩道である。何不自由なく歩けていた頃は、気がつかなったささやかな出会い。木々の色づきに小さな花の変化に眼をとめ。時には思わず語りかけている。モミジバフウの実が、この公園にこんなにたくさんあったのかと驚きながら見上げレンズを向けた。まるで軽やかな♬子犬のワルツ♬の曲が流れてきたような錯覚を覚える。モミジバフウの実の何とも楽しい並び方である。自宅近くの散歩道。また、ゆっくり歩いてみたいものである。

2023/1/4 ミコアイサ

毎年出会いを楽しみにしている鴨の仲間であるミコアイサ。今季も出会いを期待して出掛けたところ、嬉しいことに姿を見せてくれた。少し距離はあったが、3羽のミコアイサの姿を確認することが出来たのである。おそらくエクリプスではないかと思われたが、識別に自信はないので、雌の可能性も否定出来ない。また、少し時間をおいて、訪ねてみたいと思っている。いずれにしても会いたかったミコアイサ、それも3羽の姿を確認出来て大満足の一日であった。

2023/1/5 散歩道

寒い季節を迎えるとカモたちとの出会いが楽しみで、時折足を運んでいる池がある。今季もハシビロガモやコガモ、マガモなど多数飛来しているのを確認している。この日は、いつものコースと違ってあまり人の通らない道を歩いてみた。わずか1時間ほどの滞在であったが、どなたに会うこともなく、ひっそりとした池の風景を楽しむことが出来た。ただ、カモたちには、1羽も会うことがなかったのは、とても残念なことであった。今度は、カモたちに会える道を歩いてみたいものである。

2023/1/6 メジロ

ゆっくり歩く散歩道。自宅近くの散歩道なのだが、歩く距離は、わずかだが、実に色々な出会いがあり、感謝、感謝である。植物との出会いが主であるが、時には、可愛い野鳥が姿を見せてくれる。この日の出会いは、メジロであった。それもコムラサキシキブの実を啄んでいるシーンを見ることが出来たのだった。木の影から、メジロの動きをそっとそっと観察していたが、コムラサキシキブの実を啄む瞬間も見ることが出来て、何とも嬉しかった。また、ゆっくり歩いてみたいものである。

2023/1/7 散歩道

自宅近くの散歩道。ひとり歩くことも家族と歩くこともあるが、毎回、いろいろな発見があって、実に楽しい。この寒空にホトトギスの花が、ごく少数ながら咲いていて驚いている。イロハモミジの紅葉も美しかった。万両や南天など赤い実もたくさん見かけポッと心が温かくなりそうである。冬空に浮かぶ雲もなかなか楽しいので、時にレンズを向けることがある。ゆっくり歩く散歩道。枯葉の中に大きな大きな鏡を発見。木々の動きが写って見ていて心が和む。散歩道は、のどかである。

2023/1/8 ヤマガラ

ゆっくり歩く散歩道。小さな公園の近くに差し掛かったとき、小鳥の群れが背後から飛んで来たので、少々ビックリ!!!目の前のこんもりした樹木の中に入り込んでしまった。しばらく様子を見ているとメジロやシジュウカラが飛び出し、電線にとまったり、あちこち飛び回っていたが、良く良く見ると1羽のヤマガラが混じっていたようで、すっきりしたところに姿を見せてくれた。久しぶりの出会いで,胸が弾んだ。ベランダから見えるエゴノキには、木の実がなくなり、姿を見せてくれなくなっていたので、嬉しさは、ひとしおであった。

2023/1/9 散歩道

自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくりあるくのが、何よりの楽しみである。少し間をおいて出掛けてみると植物の変化には、驚くばかりである。例えば赤々と美しかったツタの紅葉が、今は、青々としていて季節を間違えたのかと思うほどである。よく晴れた日であったので、青空に葉のすっかり散った木の写真を撮ってみた。何か物語が始まりそうなイメージで、ひとり喜んでいる。民家の垣根のところに赤い実がなっていたが、花は、真っ白で、花と実が一緒に見られて何とも不思議であった。この木の名前は、イチゴノキという。赤い実をイチゴに見立てて、その名がつけられたと言う。散歩道は、実に楽しい。

2023/1/10 ハシビロガモ

寒さを迎えると出会いを楽しみにしているのが鴨の仲間である。そのなかで、特に楽しみにしているのがハシビロガモなのだが、今季もたくさん飛来しているのを確認することが出来た。ハシビロガモは、水中のプランクトンを上手にすくい取って食事をする。仲間が集まって円陣を作り、池の水を撹拌してプランクトンを浮かび上がらせるのだと言う。なかなかの知恵者で少々驚いている。以前は、20羽ほどのハシビロガモが集まって大円陣を作っているのを見る機会があったが、近頃は、かなり少数になって寂しいことである。

2023/1/11 房総のむら

暖かく穏やかな日が続く春や秋には、何度も訪れたことのある房総のむら。久しく足を運んでいなかったことに気がつき、出掛けてみることにした。冬の青空が広がり何とも気持ちが良い。古民家や畑などがあちこちに見えて懐かしい農村の風景が広がる。まるで昔昔にタイムスリップしたようである。茅葺き屋根の古民家は、温かみがあって心落ち着く風景である。あまり歩けないので、短時間で引き上げたが、また、お天気の良い日に出掛けてみたいものである。

2023/1/12 コハクチョウ

自宅から車で1時間ほどのところにある白鳥の郷。今季、三度ほど訪ねてみたが、日によって時間によって見られる光景が様々で、その折々に出会いを楽しんでいる。この日は、晴天の午後であったが、水の張られている田んぼに30羽弱のコハクチョウの姿とごくごく少数のオナガガモが見られただけであった。1羽のコハクチョウが、気持ち良さそうに羽ばたきする様を撮影してみたが、気持ち良さそうで見ていて気分が和んだ。今度は、曇の日を選んで行って見たいと思っている。

2023/1/13 オオハシシギ

しばらく車で出掛けていなかったが、気になっていた蓮田地帯へ足を運んでみることにした。毎年、年が明ける頃、姿を見せてくれるオオハシシギ。今年は、どうだろうか。情報もないので、いつもの蓮田地帯に足を運んでみると、何と嬉しいことにオオハシシギとハマシギの群れをたくさん見ることが出来た。

大げさな言い方をすれば、蓮田を埋め尽くすほどの数のハマシギとオオハシシギであった。別のところでは、タシギがたくさん集まっていた。オオハシシギは、少なくとも20羽はいたように思う。しばらくは、滞在してくれそうなので、また日をあらためて出掛けてみたいと思う。

2023/1/14 オオヒシクイ

関東地方で唯一と言われる雁(オオヒシクイ)の越冬地が茨城県にある。今年もオオヒシクイが多数、飛来していると聞いているので、是非、一度姿を見てみたいと思っていた。機会があって出掛けてみると運良くオオヒシクイの群れを遠くに見ることが出来た。距離があって写真は、証拠写真でもと思いながら、レンズを向けたのだが、何と結構写っているので驚いた。今は、機材が優れているので、シャッターを押せば、写るようだ。いずれにしても、記念のひとこまを撮ることが出来て大満足である。

2023/1/15 オオバン

カモたちとの出会いを期待して湖畔沿いに車を走らせるとホシハジロが数羽浮かんでいるのが見えて来た。すぐそばにオオバンが数羽群れているのも見えてきた。突然、オオバンが一羽走り出し、その跡を追いかけるように、もう一羽が湖面を走る。その姿が、あまりに真剣で見ていて、とても楽しかった。慌ててレンズを向けたので、少々残念なシーンもあるが、何とか雰囲気をお伝え出来ただろうか。今度は、カモたちとの出会いを楽しみたいものである。

2023/1/16 セイタカシギ

久しぶりに訪ねた蓮田地帯。シギとの出会いを多少期待して出掛けたのだが、大きな道路沿いの蓮田で、セイタカシギを見かけた。結構、交通量があるので、車を停めるわけにもいかず、諦めて通過したのだが、何とも心残りであった。しばらく走っていると予想外のところで遠くにセイタカシギの姿を発見。光線の加減もあり、少々待ってみると、ぐんぐん近づいて来てくれた。

広い広い蓮田にたった一羽のセイタカシギ。こちらが心配するほど、寂しくはないようで、一心に採餌している光景が目に心に残った。冬の蓮田もなかなか良いものである。

2023/1/17 タシギ

久しぶりに訪ねた蓮田地帯。この日、数カ所でタシギを見かけたが、いずれも距離があって、レンズを向けてみたもののかなり無理があった。1カ所では、少なくとも30羽は、タシギがいるのではないかと思えるようなところがあったが、近づくことは困難で撮影は、断念した。しかし、数カ所、見て回っていると、すぐ目の前にタシギが姿を見せてくれたところがあった。

全部で4~5羽いるらしいのだが、手前の草に視界を遮られ良く見えない。しばらく様子を見ていると1羽が、開けたところに姿を見せてくれた。よく晴れた日であったので、青空を写して水色の田んぼになり、撮影には好都合となった。嬉しいタシギとの出会いであった。

2023/1/18 メジロ

自宅近くの散歩道。日々寒さが加わって、近隣とは言え、出掛けるのが億劫になる日も多く、気が向いた日に短時間の散歩にとどめている。冬の青空は、澄み切って気持ちが良いが、ひんやりと冷たそうで近寄りがたい雰囲気がする。その青空を背景にメジロが姿を見せてくれた。数羽のメジロを見かけたのだが、このメジロだけがモデルになってくれて大サービス。今まで自宅のベランダでよく見かけていたメジロ。散歩道では、群れで行動しているようである。また、穏やかな日にゆっくり歩いてみたいものである。

2023/1/19 ハマシギ

久しぶりに訪ねた蓮田地帯では、思いがけず色々な出会いがあり、心豊かな時間を過ごすことが出来た。オオハシシギが少なくとも20数羽集まっていると思われる蓮田でハマシギの群れにも出会った。ハマシギは、おそらく50羽は、いたのではないだろうか。大きな群れが2つあり、時々飛び立って、場所を移動している。

水浴びを始めたハマシギもいて、ゆったりと長閑な光景を展開していた。オオハシシギの前を元気良く飛んでいくハマシギの姿もあって蓮田は、大賑わいであった。

2023/1/20 ヤマガラ

毎年、秋になるとベランダからヤマガラの姿を楽しむことが出来る。しかし、エゴノキの実が、なくなってしまうと、全く姿をみせてくれなくなってしまうので、何とも寂しくてたまらない。その気持ちを察してくれたのだろうか。近隣をゆっくり歩いていると、目の前にヤマガラが姿を見せてくれたのである。少々影になったところだったので、ヤマガラの色が綺麗に出ないが、出会いの記念にたくさんシャッターを押してしまった。しっかりと木の実を掴んで、美味しそうに啄む姿は、何とも愛らしかった。また、いつか出会える嬉しいのだが。

2023/1/21 オオバン

久しぶりに訪ねた馴染みの公園。寒い時期には、今まで何度も訪れたことがあるのだが、この冬は、足が遠のいていたので久しぶりである。冬になるとアカハラやカシラダカ時には、マヒワにも出会ったことがある。しかし、この日は、木陰にカワラヒワをチラッと見ただけで、小鳥たちとの出会いは、全くなかった。

小さな池の畔に佇んでいると枯れた葦の影からオオバンが姿を見せてくれた。茶色っぽい水草のようなものを一生懸命くわえていたが、最後には、呑み込んでいた。後は、何事もなかったような顔をして、また、枯れた葦の中に入って行った。平和で長閑な光景であった。

2023/1/22 観音寺

紅葉の美しい季節に何度か足を運んだことのある観音寺。ずいぶん時間が経つので、まわりの景色も変わっていることだろう。そんな思いで出掛けてみると紅葉の時期には、駐車場が満杯になるほどだったのに、ひっそりして一台の車も見当たらない。冬景色は、寂しすぎて人気がないらしい。

ゆっくりゆっくり一回りしてみると春には、見事な花を咲かせるであろうボタンが、しっかりと蕾をつけていた。他に目につくのは、マンリョウの赤い実。陽当たりの悪いところには、霜柱もたっていた。もう少ししたら、また、出掛けてみたいと思う。 静かな静かな散歩道であった。

2023/1/23 タカブシギ

日が差すと、ずいぶん暖かくなりほっとする。それでも日の出の頃の寒さは、身にしみる今日この頃である。少々早めに家を出て蓮田地帯に向かった。蓮田の表面が凍るほどには、寒くなかったようで、どの蓮田も水がいっぱいあり、表面に少しだけ凍った形跡が見える。

ほぼ一回りして次の場所に移動しようとしたとき、1カ所、うっすらと凍っている蓮田があった。そこに1羽のシギの姿。タカブシギであった。氷の上のタカブシギは、スラリとしてまるでバレリーナのようである。足もスラリとして美しい。いつも見るタカブシギとは印象を異にして更に美しいタカブシギにときめいた朝であった。

2023/1/24 タゲリ

冬の田んぼで出会いを楽しみにしている鳥のひとつがタゲリである。例年、タゲリには飛来当初、群れで出会うのだが、今季は、かなり離れたところにいるタゲリを見ただけであった。冬の日差しを浴びてタゲリの羽が輝くと嬉しくなってしまう。♬みや~う♬みや~う♬初めてこの声を耳にしたときは、ネコがいるのかと驚いたものであった。

今回、久しぶりにタゲリの群れを見ることが出来てホッとしている。また、ゆっくり会いたいものである。

2023/1/25 タヒバリ

大好きな田園地帯。久しぶりにゆっくり回ってみることにした。冬枯れの田んぼは、広々としていて遮るものは何もなく、乾ききった土だけが目につく。あぜ道のところに一羽の鳥の姿を発見。良く見ると、タヒバリのようである。先日、凄い数のタヒバリを見たのだが、一枚も写真が撮れなかった。あまりにも警戒心が強くて、かなり離れた位置にいても一斉に飛び立ってしまう。群れでいると一斉に飛び立たれてしまうので、何とも手の出しようがない。

今回は、一羽であったので、すんなり、モデルになってくれた。枯れ草を背景に、これでは、いかが?とでも言わんばかりである。また、ゆっくり会いたい鳥である。

2023/1/26 散歩道

自宅近くの散歩道。久しぶりにゆっくりゆっくり歩いてみた。自宅を出た頃は、青空が広がっていたのだが、いつの間にか、黒雲が湧いてきて、まさしく冬の空に変身してしまった。モミジの葉が、まだわずかにのこっているところもあり、驚いた次第である。黄色くなったカリンの実が寂しげに揺れている姿が印象的であった。うつむき加減に花をつけているのは、ミツマタ。もう少しすれば、黄色い花を見せてくれることだろう。センリョウの赤い実もくちなしの赤い実も冬の寒空の下で見ると嬉しくなってくる。

2023/1/27 スズメ

大好きな田園地帯に久しぶりに足を運んでみた。冬枯れとは言え、鳥の姿を殆ど見かけることがない。以前は、冬枯れとは言え、ホオジロ、タヒバリ、オオジュリン、カシラダカなどごくごく当たり前に見られたのだが、今は、どの鳥との出会いもなかなか貴重な出会いとなっている。やっと枯れ草のところで鳥の動きがあった。スズメである。このスズメでさえ、出会いの機会がとても少なくなって、何とも寂しい限りである。

2023/1/28 ヒバリシギ

久しぶりに出かけた蓮田地帯。収穫の済んだ蓮田がほとんどで、水がいっぱい入っている。あまりに水がたっぷりで鳥たちとの出会いは、とても無理かしら?と諦めかけたとき、タカブシギが目に入って来た。この蓮田は、水がそれほどたくさん入っているわけではなく、期待が持てそうである。あたりをじっくりと見渡すと、畔近くに小さなシギの姿を発見。それは、嬉しいことにヒバリシギであった。

昨年も同じ蓮田で、ヒバリシギに出会ったことがある。もしかしたら同じヒバリシギなのだろうか。嬉しくなって夢中でレンズを向けシャッターを押していた。嬉しい嬉しい出会いであった。

2023/1/29 ツグミ

今季、なかなか出会いの機会がなかったツグミ。どうやらあちこちで飛来が遅れていたようである。一度出会うと二度、三度ということは、よくあることで、今回、同じ日に数か所でツグミを目撃することが出来た。冬鳥として親しまれているツグミ。やっと出会えてほっとしているところである。飛来が遅かったので、滞在期間を延ばしてゆっくりしてくれるだろうか。いずれにしても今季もツグミに出会えたことに感謝である。

2023/1/30 ヨシガモとトモエガモ

大好きな沼のほとり。しばらく足が遠のいていたが、久しぶりに訪ねてみるとオナガガモの群れと共にヨシガモが数羽、姿を見せてくれた。ヨシガモの雄の頭部は、ナポレオンハットと呼ばれるように独特の形で金属光沢の緑色がとても美しい。もう少し近くで撮影出来れば、羽の細部も見えるのだが、この日は、距離があって、この写真が精一杯であった。春先まで滞在してくれると思うので、また、改めて出掛けてみたいと思っている。

例年、大群で姿を見せてくれるトモエガモ。今季は、かなり距離があるとのことで、遠くを飛んだのを、ワンカット撮影出来ただけであった。トモエガモも是非、また会いたいものである。

2023/1/31 タカブシギ

冬の蓮田で出会いを楽しみにしている鳥のひとつがタカブシギである。タカブシギは、例年、越冬しているので、今季も多分会えるであろうと思っていた。久しぶりに蓮田地帯を訪ねてみると程良い具合に枯れた蓮が見えるところがあった。ここでは、ずいぶん前にバンの雛を撮影したことがあったが、その後、鳥の出会いは、全くなかったところである。何とタカブシギが5羽ほど見える。一番近くて撮りやすいタカブシギに焦点をあてて撮影することにした。

晴天の日であったので、青空を映して水面が綺麗でタカブシギの姿がとても映えて見えた。