2014年5月18日の朝、輪島港を9:00に出港し、渡り鳥の楽園、舳倉島に向かった。今回、三度目の訪問である。今回も1時間半の航路を甲板で過ごすことにした。その航路で、なかなか鳥の姿が見られなかったが、目的地が近づくにつれ、アカエリヒレアシシギの大きな群れを見ることが出来た。
初日、最初に向かったのが、野鳥観察舎である。そこでは、長旅の労をねぎらうように、ヨタカが見通しの良い場所にゆったりと姿を見せてくれた。舳倉島では、鳥との距離が近いことが多いのだが、あまりに近くて戸惑うほどであった。
野鳥観察舎の観察デッキにのぼると、まず、マミジロキビタキ♀が姿を見せ、コサメビタキが、何度も何度も愛くるしい顔を見せてくれた。この冬、会うことのなかったアトリもしばしば姿を見せてくれたのは、何とも嬉しいことである。
近隣の公園で、ちらちらと姿を見ていたオオルリ、キビタキも、ここでは、実にゆったりと何度も何度も姿を見せてくれた。