初日の5月19日は、時折、小雨が降る日で、しっとりとした雰囲気の中での探鳥となった。野鳥観察舎で鳥の出現を待っていると、友人からマミジロの情報を頂いた。マミジロは、以前、高原で出会ったことはあるが、機会があれば、今一度会いたいと願っていた鳥である。
早速、マミジロが見られているというポイントに行ってみると、どんどん遠ざかって行く姿が見える。しかし、しばらく待ってみると、今度は、ぐんぐんグングン近づいて来る。あまりに近すぎて400mmでは、苦労するくらいの距離までマミジロが大接近。鳥の方から、近づいて来るという贅沢さは、舳倉島ならではと思う。