タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 舳倉島の鳥たち (その2) ]

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2016/5/15 舳倉島の鳥たち(2016年5月)

初日(2016/5/8)、盛んに独特の声を響かせていたジュウイチ、すぐ近くに聞こえるのだが、とうとう姿を確認することが出来なかった。初めて聞くセグロカッコウの声も忘れ難い。

二日目(2016/5/9)、この日も晴れて、日焼けが気になるほどである。好天で、どうやら鳥が移動したらしい。シマゴマの囀りも聞こえず、島全体が、静かになってしまった。そのような中、前日から見られているマミジロキビタキ♂をじっくり観察することが出来た。マミジロキビタキ♀には、何回か出会っているが、♂は、初見であるだけに嬉しさが一入であった。水場付近では、この冬、会えなかったマヒワ数羽に会えたのも、嬉しい出会いであった。

シマゴマのポイント付近で、シマノジコと思われる赤褐色の羽の鳥を見たのだが、一瞬で、はっきり確認出来なかったのは、何とも心残りである。今回、いつもは、愛想良く出迎えてくれるムギマキに会えなかったのも、オオルリ♂の姿を見る機会が少なかったのも、今年の離島の傾向なのだろうか。

2年ぶりの舳倉島は、滞在期間は、短かったが、コウライウグイスの飛翔や、サンコウチョウ♂の優雅な舞など充実した鳥見が出来、鳥の姿は、確認出来なくても、ジュウイチやセグロカッコウの声に耳を傾けるゆとりの時間を過ごすことが出来た。これもひとえに、ご一緒させていただいたWさん、Nさん、Kさんのお陰と心から感謝している。

ご一緒させていただいた皆様、現地でお会いした皆様、大変お世話になりありがとうございました。

最後になりましたが、コウライウグイスの画像を快く提供してくださったWさんに心より御礼申し上げます。

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