タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2021/9/1 オオセイボウ

2年前の夏、青く輝く綺麗な昆虫を知人に教えて頂いた。ミントの花に吸蜜に来る姿を写真に撮ると良いよと教えてくださった知人は、今は、もういない。昆虫の名前は、オオセイボウ。昨年は、出会いが叶わなかったが、今年、また姿が見られるようなので出掛けてみた。

到着して程なく、オオセイボウは、姿を見せてくれた。写真で見ることばかり多いので、実際の大きさを忘れていたが、こんなに小さかったのだと妙に感心してしまった。なかなかピントが合わず、苦戦したが、何とか数枚撮ることが出来た。白いミントの花に、青く輝くオオセイボウは、美しかった。

2021/9/2 アマサギ

収穫間近の稲田で出会ったのは、アマサギの群れ。全部で20羽ほどの群れであった。夏羽から冬羽に換羽していく過程で、飴色がずいぶん薄くなっている。ほとんど白色に近い個体も数羽、見かけた。

稲田に集まったアマサギ。一体何を食べているの?との質問を頂いたが、この日、目撃したのは、大きなカエルをゲットしたシーンであった。あまりに大きすぎて落としてしまったが、この後、どうなったのか、最後まで追い切れなかった。バッタのような昆虫も良く啄んでいるようである。渡りに備えて充分、栄養補給出来ただろうか。無事の旅路を祈っている。

2021/9/3 イチモンジセセリ

子どもの頃、百日草は、とても身近な花であった。この百日草が、今では、ジニアと呼ばれていると知ったのは、2年ほど前のことである。ジニアには、チョウが良く集まるらしい。しかし、なかなか機会がなかったのだが、散歩道の公園で見かけ、良く見ると確かにチョウが集まっている。

最初に目にとまったのは、イチモンジセセリ。少し離れたところには、チャバネセセリの姿もあった。近くでは、アゲハも数頭飛び回っている。しかし、なかなかとまってくれないので、写真は思うように撮れなかったが、人気のレストランであることは、間違いなさそうである。

来季は、もう少し早い時期にジニア・レストランを訪ねてみたいと思う。

2021/9/4 アシナガモモブトスカシバ

真っ白なミントの花に集まるチョウや昆虫。2年前、初めてその光景を見て感激したことが鮮やかに思い出される。昨年は、その機会がなかったが、今季、またチョウや昆虫が見られるようなので出掛けてみた。

気になっていたのは、アシナガモモブトスカシバ。蛾の一種らしいが、実に面白い形状をしている。肉眼で見ているだけでは、良く分からないが、写真に撮ってみるとアシナガモモブトスカシバの形状が鮮明に分かり、何とも楽しくなってくる。

また機会があったら、出掛けてみたいものである。

2021/9/5 チョウゲンボウ

時折出掛ける田んぼ。黄金色に輝く稲田が、あちこちに広がっているが、今、収穫の時を迎えて農家の方々は、忙しそうである。お邪魔にならないよう充分気を付けながら、毎回、田んぼ回りをしている。

ここのところ出会いの少ない田んぼであるが、道路にアゲハの姿が見えたので、レンズを向けてみた。何度も何度も地面に降りて吸水しているのだろうか。少し離れたところには、チュウサギが、行儀良く並んでいる。程良い距離をあけて、並んでいる姿が何とも微笑ましかった。

電柱には、チョウゲンボウの姿。まだ若いチョウゲンボウのようで、どことなく幼さを感じた。出会いの少ない田んぼであるが、また時折、足を運んでみたいと思う。

2021/9/6 キジ

長雨の影響を心配した稲田も、見事な黄金色に輝き、収穫も順調に進んでいる。農作業のお邪魔にならないよう注意しながら、時折、田んぼを回ってみる。残念ながら、鳥との出会いは、実に少ない。

スズメを数羽見かけたが、飛ばれてしまい、ガッカリしていると稲の間から、かすかに何か鳥の顔が見えた。良く見るとキジである。しばらく警戒して出て来なかったが、ようやく動き出してぐんぐん稲田の奥の方に入って行った。この日の出会いは、このキジだけであった。

2021/9/7 散歩道

ゆっくり歩く散歩道。その折々に出会いは、色々である。この日、小さな池にコサギがふわりと飛んで来て降り立った。珍しい鳥ではないが、新鮮で心が弾んだ。近くでは、夏の名残のヒマワリが微笑んでいるように見えた。

ネムノキのところには、スズメが飛んで来て、あちこち動き回り、ご馳走探しだろうか。スズメは、身近な鳥だが、案外、出会いが少ない。出会う度にレンズを向けるのだが、思うような写真は、なかなか撮れないでいる。

2021/9/8 ヒバリ

大好きな田んぼをゆっくり回ってみる。黄金色の稲穂があちこちで収穫の時を待っているかのように見えた。一部は、すでに収穫が済み、刈田が広がっているところもあるが、まだまだ収穫は、これからのようである。

刈田で出会ったのは、ヒバリ。片隅に固まったような姿勢でいて、ほどんど動かずかなり警戒しているように見えた。チュウサギも数羽、刈田に姿を見せてくれた。草陰に隠れているのは、キジの雌。全く動きがなく諦めて車を移動した途端に飛ばれてしまった。飛ぶ瞬間を撮影出来なかったのが心残りである。

2021/9/9 スズメ

いつもとは、少し趣を変えての散歩道。まだまだ暑さが残り、汗をふきふきの散歩であった。目についたのは、サルスベリのピンクと白の花。そして驚いたことに、まだ夏の気配がいっぱい残っているのに桜の花が数輪咲いていた。

ふと気がつくと電線にスズメがとまっている。それもどうやら親子のようである。親に食事をねだるスズメの幼い顔が、何とも愛らしくてレンズを向けてみた。子どもに語りかけるような、親鳥の姿が心に残るひとこまである。

2021/9/10 モズ

大好きな田んぼを時々、車で回ってみる。鳥との出会いを楽しみに回ってみるのだが、空振りのことが多い。それでも懲りずに回ってみる。

かなり以前に回ったことはあるが、ずいぶん長いこと行ったことのない田んぼに差し掛かると何やら声がした。何と程良い位置にモズが飛んで来たのである。嬉しくなってレンズを向けた。時間にしてわずか1分足らず、モズは、今度は、こちらに向かって飛んで来た。モズの色々な動きを撮ることが出来て嬉しい田んぼ回りとなった。また、出掛けてみたいものである。

2021/9/11 ヒメアカタテハ 他

身近なところに田園地帯があり、心落ち着く風景なので、時々車で回ってみる。出来れば、何か鳥に会えれば嬉しいのだが、ここ数年、なかなか鳥との出会いは、難しい。

ハナニラが一面に咲いている農道に差し掛かり、ハナニラを撮影しようと車をとめると、目の前にヒメアカタテハがとまっている。白い花にヒメアカタテハは、とても似合っていて、早速レンズを向けた。すぐ近くの稲穂には、イチモンジセセリ。田んぼでの嬉しい出会いのひとこまである。

2021/9/12 カルガモ

鳥との出会いは少ないが、淡い期待を持って、時々田んぼを回っている。ここ数年、スズメとの出会いもほとんどなく、ましてタマシギやヒクイナなどかつてゆっくり見られた日々がウソのような寂しい田んぼの状況である。

この日、ほとんど出会いのないまま、帰路につきかけたとき、何と用水路にカルガモの親子の姿を発見。田んぼで、カルガモの幼い姿を見るのは、初めてなので嬉しくなってレンズを向けた。こちらの気配を察して、逃げ足の速いこと、速いこと。あっという間に遠ざかったしまったが、何とか数枚撮れて大満足である。

2021/9/13 オオセイボウ

飛ぶ宝石と言われるオオセイボウ。白いミントの花に来るオオセイボウに出会ったのは、少し前のことである。そのオオセイボウが、真っ赤なケイトウの花に姿を見せると言う。

情報を頂いて、出掛けて来た。以前は、良く訪れた場所であるが、久しぶりに出掛けてみるとケイトウの花が、一面に咲いており、色々な昆虫が集まって来る。ケイトウが、こんなに昆虫に人気があるとは、今まで知らなかった。

しばらくするとキラッと光った青い小さな蜂が姿を見せた。オオセイボウである。動きが速く、すぐにどこかに飛んで行ってしまう。それでも何とか真っ赤なケイトウの花と共に青く輝くオオセイボウを撮ることが出来て嬉しく心に残るひとこまとなった。

2021/9/14 チャバネセセリ

野鳥に関心を持つようになって、自ずと自然にも目が向くようになってきた。3年ほど前からチョウやトンボにも関心を持つようになり、散歩道での出会いを楽しんでいる。 2年前に教えて頂いたアキノタムラソウの咲くポイント。あのときは、ルリモンハナバチが一瞬飛んで来てモデルになってくれたが、この日は、とうとう姿を見せることはなかった。

しかし、チャバネセセリやイチモンジセセリ、ホシホウジャクなど入れ替わり立ち替わり姿をみせてくれて楽しいひとときを過すことが出来たのである。

2021/9/15 チュウジシギ

鳥との出会いは少ないものの、今の時期、期待出来るのはタシギをはじめジシギ類との出会いである。8月末頃から、それらとの出会いを意識しながら、田んぼを回っている。標識付きのオオジシギに会えたのは、とても嬉しく励みとなって、田んぼ回りを続けている。

ヒバリの姿を確認出来たものの、遠くにタシギの♬ジェッと言う声を聞いただけの日があった。最後に回った田んぼで、ジシギの姿が見えたときは、嬉しくなって急いでレンズを向けた。全体に暗色味が強く嘴、肩羽などからチュウジシギのように思える。しかし、ジシギ類は、奥が深く、識別はかなり難しい。

詳しい方にお尋ねすると、すぐに丁寧なお返事をいただいた。目が大きく、嘴基部が太く、過眼線も細く見えることからチュウジシギとのことであった。全身冬羽に換羽済みであるが、小雨覆いは摩耗した夏羽であるので、成鳥とも教えてくださった。

出会いの機会の少なくなったチュウジシギに会えて、嬉しい一日となった。

2021/9/16 ヤマトシジミ

野鳥に関心を持つようになって、自ずと自然にも目が向くようになってきた。3年ほ ど前からチョウやトンボにも関心を持つようになり、散歩道での出会いを楽しんでい る。

2年前に教えて頂いたアキノタムラソウの咲くポイント。あのときは、ルリモンハナ バチが一瞬飛んで来てモデルになってくれたが、この日は、とうとう姿を見せること はなかった。

しかし、チャバネセセリやイチモンジセセリ、ホシホウジャクなど入れ替わり立ち替 わり姿をみせてくれて楽しいひとときを過すことが出来たのである。

2021/9/17 コアオアシシギ

気になりながら、なかなか出掛けられない蓮田地帯。秋の渡りのシギチが、色々姿を見せていると言う。少し前に出掛けた折、出会ったのが、コアオアシシギ。足元を蓮田の浮き草に脚をとられてしまうらしく、思うように歩けないらしい。

それが、見ている私には、好都合で、コアオアシシギの羽をじっくり観察する機会に恵まれた。大好きなコアオアシシギを比較的近くで観察出来たのが、何より嬉しい蓮田のひとこまである。

2021/9/18 ゴイサギ

久しぶりに沼のほとりを訪ねてみた。この日は、どなたの姿もなくて、実にゆったりと過すことが出来たのである。到着と同時にこちらに向かって飛んで来る鳥がいる。慌ててレンズを向けてみたが、何とか1枚撮れていた。何とホシゴイである。そのホシゴイが、漁網のところに降り立ち、しばらくするとゆっくりと羽を伸ばし始めた。

この地でゴイサギに出会ったことはなかったので、ちょっと嬉しくなって、何枚もシャッターを押したのである。羽を伸ばして、すっきりしたのだろうか。また飛び立って、姿が見えなくなってしまった。

2021/9/19 コチドリ

いつもとは違う田んぼを少し回ってみることにして、農道をゆっくりゆっくり車を走らせる。収穫の済んだ田んぼが、あちこちに広がり、見通しが良い。以前、この辺りでコチドリを見かけたことがあったなあと思いだして辺りを見渡すと、何とも不思議なことにコチドリの鳴き声が聞こえ、目の前に飛んで来た。

全部で5羽いるようである。皆、それぞれにエサ探しを始め、どんどん奥に移動していく。わずか5分足らずであったが、コチドリ5羽は、またひと声鳴いて飛び去ってしまった。旅の途中、立ち寄ってくれたのだろうか。思いがけず嬉しい出会いであった。

2021/9/20 ワレモコウ

ずっと気になっていたワレモコウ。なかなか出掛けられず、久しぶりに里山を訪ねてみると、ワレモコウがあちこちに咲いている。赤味を帯びた部分が、魅力的で大好きである。昨年も一昨年も見ているが、もっとたくさんワレモコウがあったように思うが、草刈りで大分刈り取られてしまったのか、今季は少ない。

それでも何とか写真を撮ることが出来て大満足である。

2021/9/21 オオスカシバ

田んぼや散歩道で、良く見かけるのがニラの花である。これほど見かけた年は、今までになかったように思うのだが、今まで気がつかなっただけなのだろうか。真っ白で清楚な感じが嬉しく近づいてみると大抵何か昆虫が姿を見せてくれる。

稲田近くで見かけたニラの花。ここに姿を見せてくれたのは、オオスカシバであった。以前から気になる昆虫であったが、なかなか撮影の機会に恵まれず、初めての撮影となった。結構忙しく動き回るが、何とかレンズを向けることが出来てヤレヤレである。

真っ白なニラの花にオオスカシバは、とても良く似合っているように思った。

2021/9/22 タカブシギ

秋の渡りが気になっているが、なかなか出掛けられないでいる。少し前に出掛けた蓮田地帯。バーダーの数も少なくて、ゆっくり観察出来た日があった。

嬉しいことにタカブシギを10数羽見ることが出来た。タカブシギは、かなり敏感で、こちらの気配を察すると鳴きながら、一斉に飛び立ってしまう。この日も、かなり用心深く歩いたのだが、飛ばれてしまった。そのとき見たのが、10数羽のタカブシギであった。

少し時間をおいて戻ってみるとタカブシギが数羽、近くで採餌している。徒歩では無理と判断し、このときは、車の中からの観察にとどめた。タカブシギの羽衣は、刺し子のようで実に美しい。大好きなシギのひとつであるタカブシギ。嬉しい出会いであった。

2021/9/23 ツバメシジミ

ハギの花を見かける機会が増えて来て、そこに姿を見せてくれるチョウとの出会いを期待しながら、散策を楽しむことにした。久しぶりに訪れた場所では、予想以上にハギの花が咲いていて、大いに胸が膨らんだのである。

到着時は、なかなかチョウの姿が見られず、ガッカリしていたが、しばらくするとシジミチョウの姿が見られるようになって来た。最初に姿を見せたのが、ヤマトシジミ。続いてツバメシジミ。かなり翅の傷んだダイミョウセセリも姿を見せてくれた。

ハギの花の近くには、ヒメウラナミジャノメも姿を見せてくれて、充実した散歩のひとときを過すことができたのである。

2021/9/25 トウネン

春の渡り、秋の渡り。私は、田んぼに飛来するシギチに関心があり、主に蓮田地帯を訪ねることが多い。以前は、干潟にも足を運んでいたが、今は、体の自由がきかず、田園地帯のシギチの観察のみにとどめている。

出会いを楽しみにしているシギチのひとつがトウネンである。この小さな体で、長い長い旅路をどのように渡って来るのであろうか。神秘的で謎めいている。それ故、出会えたときの感動、感激は、言葉にはなかなか表現しにくいものである。

広い蓮田にたった1羽であったが、活発に動き採餌に余念がなかった。たっぷり栄養補給出来ただろうか。無事の旅路を祈っている。

2021/9/26 ハマナスほか

ハマナスの花を初めて見たのは、北海道であった。澄んだ青い海に紅紫色の花がとても良く似合って印象深く目に心に残っている。ハマナスは、北海道の花、そして北海道でのみ見られる植物と勝手に思い込んでいたが、数年前、散歩道で見かけて非常に驚いた。それも赤やピンクでなく、白いハマナスの花であった。花と同時に橙色の実も、たくさん見られて更に驚いたのだった。

散歩道で、久しぶりにハマナスの花と実を見て、色々な思いがこみ上げてくるのだった。散歩道では、スイレンや蓮の実も心和ませてくれ、ゆったりとした時間を過すことができたのである。特別参加のカワセミやムクドリにも感謝である。

2021/9/27 メジロ

♬チーチーチー ♬チーチーチー大分前から、聞こえていたメジロの声。リビングにいても聞こえて来るのだが、気になりながらも確認しないで日数が経ってしまった。

ベランダに出ても晴天の日は、逆光になり、まず見ることが難しい。しかし、あまりに♬チーチーチー ♬チーチーチーと言う声が長く続くので、曇天の日、ベランダに出て見ると木々の込み入ったところにメジロの姿が見え隠れしている。

しばらく様子を見ていると一瞬、姿が見えた。何とか撮れたのが、この1枚。この後、1羽のメジロが一瞬飛んで来てあっという間に飛び去ってしまった。あれは、子どもを呼んでいる声だったのだろうか。

2021/9/28 モズ

大好きな田んぼを時折、ゆっくり車で回っている。スズメとの出会いも少ない昨今だが、それでも何か出会いはないかと淡い期待で回っている。

遠くで鳥の動く気配を感じて双眼鏡をのぞいてみると、まだ若いモズの姿が見えた。換羽状況から、かなり若そうである。辺りを用心深そうに眺めまわしている様子がうかがえた。親鳥を探しているのだろうか。

別の場所では、イソシギが飛んで来てフェンスにとまった。近くでは、アオサギもゆったりしている。田んぼは、のどかで心落ち着くところである。

2021/9/29 スズメ

時折、近くの田んぼをゆっくり車で回っている。近ごろは、スズメとの出会いも少ないと嘆いていたところ、この日は、スズメの群れを見かけた。収穫の済んでいない稲田がいくつかあって、そのうちのひとつにスズメが集まっていた。車で近づいても飛び去ってしまうので、かなり距離があったが、遠くからレンズを向けた。

稲穂の揺れる田んぼにスズメの群れ。思い描いていた光景だが、写真を撮るとなると、なかなか難しい。もう少し撮影したいと思っていた矢先、チョウゲンボウが現れて、スズメは、一斉に飛び去ってしまった。

なかなか思い通りには、いかないものである。

2021/9/30 オジロトウネン

少し前に蓮田地帯に出かけた折、いつも何か待っていてくれる蓮田に到着したのだが、鳥の気配がない。数人の方がいらしたが、皆さん、手持無沙汰のようであった。

蓮田を丁寧に双眼鏡で眺めまわしても何もいない。そのとき、左の方から飛んできたのが1羽のオジロトウネンであった。最初は、見えにくいところにいたのだが、着地するところを見ていたので、肉眼でもその位置を確認することが出来た。

久しぶりの出会いのオジロトウネン。黄色い脚が、泥だらけで黄色みがはっきりしないが、久しぶりに可愛い姿に出会えて胸が弾んだ。嬉しい出会いであった。