2022/7/1 アカシジミ
早いもので、今日は、もう7月。6月の後半は、猛暑が続き、早くも、梅雨明け宣言。水不足が心配である。厳しい暑さの中では、散歩もままならず、しばらくは、6月の出会いの中から、紹介させて頂こうと思う。
6月も後半に入って、ゼフィルスの時期は、すでに過ぎているが、もしかしての思いがあり、意識しながら蝶散歩をしていたときのことである。
ベニシジミの止まるところを目で追いかけているとき、目に入ったのが、アカシジミであった。足元の草地であったので、少々驚き、嬉しくもなって、レンズを向けた。翅が少々傷んでいるが、元気そうで一安心。栗の木の高いところにも別のアカシジミの姿が見えた。
出会いに感謝である。
2022/7/2 アマサギ
しばらく蝶を探しに里山に出掛けることが多かったので、田んぼへ足を運ぶ機会が、ほとんどなかった。久しぶりに田んぼへ出掛けてみると、遠くに白いサギらしい集団が見える。
少しずつ近づいてみると、それは、アマサギの群れであった。今季、アマサギとの出会いの機会が全くなかったので、嬉しくなって、夢中でレンズを向けた。飴色のひと目でアマサギと分かる個体もいれば、真っ白な個体もいて、実に色々である。その数、ざっと数えてみたところ、50羽ほど。こんなに大きな群れを見たのは、初めてである。
2022/7/3 ミドリシジミ
ゆっくりゆっくりの散歩だが、1週間に2~3度、チョウを探しに出掛けている。6月の初めから半ば頃まで、ゼフィルスとの出会いを期待しての散歩であった。しかし、まだ未練があり、ミドリシジミを見た公園に出掛けてみると全くチョウの気配がない。
ガッカリして、昆虫などにレンズを向けていたが、栗の木のところで、レンズを向けている方が、おられた。その方が、去った後に行ってみるとミドリシジミの雌の姿が見え、何とか数枚シャッターを押すことが出来た。来季は、開翅のシーンを撮影したいものである。
2022/7/4 キジ
田んぼの緑を愛でながら、ゆっくりゆっくり田んぼを回っていると、前方のあぜ道に雄のキジの姿を発見。それも雄のキジが2羽という豪華な顔ぶれ。様子を見ていると、1羽が、時々飛び上がり、羽を広げる。バトルかと思って見ていたのだが、どうやらそうではないらしい。雰囲気が、あまりに和やかだからである。
これは、親子?あるいは、兄弟だろうか。いずれにしても緑濃き田んぼで、2羽の雄のキジの戯れは、見応えがあり、しばし釘付けになったことであった。
2022/7/5 栗の木と蝶
先月、暑さが本格的になる前、里山に何度か足を運んだ。お目当ては、ゼフィルスを初めとする蝶であったが、思いがけず色々な蝶に出会え、思い出の1ページを彩ることができた。
1本の栗の木に、実に色々な蝶が集まっていて、驚きと感動であった。一日のわずかな時間に出会ったチョウを列挙するとキタテハ、ベニシジミ、ルリシジミ、ムラサキシジミ、アサマイチモンジ、メスグロヒョウモン、ヒカゲチョウ、ウラナミアカシジミなどである。このほか、ミドリシジミも見かけた。
来年、健康状態が許せば、是非、栗の木レストランを訪ねてみたいものである。
2022/7/6 チョウトンボ
毎年、6月の半ば過ぎ頃から出会いを楽しみにしているのが、チョウトンボである。翅の輝きが、時に虹色に見えて、とても美しい。
出会いを期待して、2~3カ所回ってみた。1カ所目は、空振り。2カ所目と3カ所目でチョウトンボに会えた。飛んでいる姿は、すぐに確認出来ても撮影となると、なかなかである。
何とか翅を上から撮影出来る場所にとまってくれるのを待って撮影した。格別の暑さの中で、チョウトンボは、オベリスクの姿勢を見せてくれた。オベリスクは、逆立ちをすることで太陽の光を受ける体の面積を減らし、体温が上がらないように調整することのようである。
2022/7/7 シジュウカラ
夜の間に雨が降ったようで、ベランダから見下ろす中庭がしっとりと濡れている。植え込みの木々も、ほっとひと息ついたような表情である。
植え込みの奥の方から、可愛らしい声が聞こえて来た。♬ニーニーニーとも聞こえるし♬チーチーチーとも聞こえる。一瞬、ヤマガラの声かと思い、目を凝らすと、シジュウカラの幼鳥のようであった。しばらく待つと、数羽のシジュウカラの姿が見えた。
その中の1羽が、大きなご馳走を口にくわえて、悪戦苦闘している。先程、親鳥が運んで来てくれたのだろう。頬張る姿が何ともあどけなくて、レンズを向けたのだった。
2022/7/8 オオヨシキリ
川沿いの道を車を走らせていると♫ギョギョシ♫ギョギョシと賑やかな声が聞こえて来る。少し遠くで鳴いているような気がしたが、車をゆっくり走らせると、道路から見下ろす位置に、オオヨシキリの姿が見えた。
あまり田んぼへ出かける機会もなかったので、久しぶりに聞くオオヨシキリの声である。一茶の句に「行行子 口から先に 生まれたか」とあるように、何とも賑やかである。しかし、この声も、間もなくやんで、静かな田んぼになるのも、そう遠いことではないのだろう。
今のうちに、この元気いっぱいの声を楽しみたいと思う。
2022/7/9 アマサギ
久しぶりに出掛けた田んぼで見かけたのは、アマサギの群れであった。その数、ざっと50羽ほどであったが、農道をひとりの男性が歩いてくると一斉に飛び立った。サギは、警戒心が強いが、アマサギは、その中では、比較的薄いと思っていた。
集団でいるときは、おそらく群れの中にリーダーがいて、リーダーの判断で、飛び立つのではないだろうか。思いがけず、アマサギが、群れ飛ぶ姿を撮影出来たのだった。
2022/7/10 アオサギと蝶
静かな里山が大好きで、時折、足を運ぶ。緑が豊かで、時には、鳥との出会いがあり、蝶や蜻蛉、昆虫との出会いも楽しみである。
この日の出会いは、小さな田んぼに1羽のアオサギの姿を発見。アオサギは、ドジョウをつかまえたようで、ニコニコ顔。しばらくすると満足したのか、その場を飛び立って、別の所に移動したようである。
ヤブカラシのところでは、アゲハを久しぶりに見ることが出来た。草の葉にとまっているキマダラセセリは、とても新鮮な感じを受けた。丸太のところにとまっていたのは、コオニヤンマ。私は、初めての出会いである。
2022/7/11 ベニシジミ
少し前の出会いになるが、大好きな里山を歩いていると、やたらとベニシジミが目につく日があった。それほど広くない広場に、たくさんタンポポが咲いていて、そこにベニシジミが、たくさん集まって来るのである。くるりと辺りを見渡しただけで、10頭ほどのベニシジミを見ることが出来た。
特に集中していた場所で、観察していると、1本のタンポポに2頭、時には、3頭が、集まって、蜜を吸っているようであった。押しくらまんじゅうにはならない、程良い距離を保っているので、ハラハラすることもなく、ゆっくり鑑賞出来たのである。
2022/7/12 キジ・カワラヒワ
6月末のあの暑さは、一体どこへ行ったのだろうか。小雨の降る日もあったり、心地良い風が吹き抜ける日もあったりで、7月に入ってからは、猛暑に苦しむこともなく、過ごしている。
久しぶりに向かったのは、河川敷近くの広場。最初に目に入ったのは、カワラヒワであった。小さな水たまりに1羽のカワラヒワがいたが、もう1羽のカワラヒワが飛んで来て、少々胸が弾んだ。
近くの草むらに姿を見せたのは、キジ。背景の緑が優しくて、野の花も咲き、嬉しい出会いとなった。近くの田んぼでは、1羽のアオサギが、すまし顔で佇んでいた。
2022/7/13 コシアキトンボ
6月の末は、思いがけず猛暑が続き、この先どうなるのかと心配したが、梅雨明け宣言後に雨の日があったり、気温も落ち着いてヤレヤレである。
少しでも涼しい日を選んで、時折、散歩を楽しんでいる。久しぶりに出掛けた水辺公園。コシアキトンボが飛んでいた。しばらく様子を見ていると、何とか撮れる位置にとまってくれたので、ヤレヤレと思いながらレンズを向けたのだった。すぐ近くには、イトトンボもいて、こちらも何とか撮影出来たのである。
真っ白なスイレンの花も、なかなか美しく心和ませてくれた。また、時折、足を運んでみたいものである。
2022/7/14 コチドリ
春から初夏にかけて出会いの機会の多い鳥のひとつがコチドリであった。数年前まで、それは、当たり前のように出会いの機会が巡って来たので、何の違和感も持たなかったのだが、今年は、様子が違っていた。
コチドリの姿を全く見かけないのである。春の渡りの先陣と思えるのが、コチドリであったが、その声すら聞くことがない。
6月も終わり近くになり、7月を迎えようとした頃、ようやくコチドリに出会った。2羽のコチドリであったが、それぞれ特徴があり、これが個性というものなのかもしれないと思ったものであった。
2022/7/15 蝶散歩
自宅の近くにいくつかの小さな公園があり、時折、足を運んでいる。野鳥だけでなく、蝶や蜻蛉、植物にも目を向けるようになって、散歩が一層楽しくなって来た。
この日、思いがけず出会ったのが、テングチョウ。あっという間に高い高いところに舞い上がり姿が見えなくなってしまったが、嬉しい出会いであった。ツバメシジミとの出会いやキアゲハ、ツマグロヒョウモン、キタテハとの出会いも嬉しかった。
アリウムという花は、初めて見たが、大きなボンボンのように見えたし、角を出しながらゆっくり移動するカタツムリの姿も楽しかった。ゆっくり歩く散歩道。また時折、足を運んでみたいものである。
2022/7/16 ヒバリ
広々としたグランドを見ながら、久しぶりのお散歩をゆっくり楽しむ。緑の草地に姿を見せたのは、ヒバリ。良く良く見ると巣材のようなものをくわえている。これから子育てなのだろうか。
冠羽をしっかり立てた、別の個体は、ゆったり、のんびり、草地を歩いているように見えた。こちらは、雄のようである。鳴き声を聞く機会は、多いのだが、こんなに見通しの良いところでは、なかなか出会いの機会がない。
近くには、アレチハナガサの紫色の花が、たくさん咲いて、ゆっくりと時間が流れていくようであった。
2022/7/16 シジュウカラ
朝のひととき、リビングで休んでいると可愛い声が聞こえて来た。♬ニーニーニーとも聞こえるし♬チーチーチーとも聞こえる。先日もこの声を聞いているので、声の主は、シジュウカラの幼鳥であろうと推測することが出来た。
しばらく待つと、見通しの良いところに、姿を見せてくれたのは、推測通り、シジュウカラの幼鳥であった。4羽ほどいたようであったが、1羽に的を絞ってレンズを向けてみた。幼鳥は、可愛い。その仕草を見ているとほっこりしてくる。
朝のひととき、嬉しい嬉しい出会いであった。
2022/7/17 ハグロトンボ
6月は、蝶を探しに、何度も里山に足を運んだ。一番気になっていたのは、ゼフィルスで、アカシジミを筆頭に、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミズイロオナガシジミの5種に会うことが出来た。内地性ゼフィルス5種ゲット。 私には、大きな感動であった。
そのおり、ハグロトンボにも出会った。蝶にばかり目がいっていたのだが、このとき、トンボにも目を向ける余裕があったようだ。結構、色々な角度から撮影したので、編集してみると、楽しく、また嬉しくなってくる。これから暑さに向かって、また、トンボに会う機会が増えることだろう。
2022/7/18 ホオジロ
ゆっくり歩く散歩道。いくつかコースがあって、この日は、河川敷近くを訪ねてみた。広場になっているところは、乾ききっていて、鳥影は、全くない。草地の所に回ってみるとヒバリが2羽。忙しそうに動き回っているのが目に入った。
他には、何も見当たらない。少々がっかりして、帰路に着こうと思った途端、1羽の鳥が飛んできてヨモギにとまった。ホオジロだった。すぐに涼やかな声で、ホオジロの歌を披露してくれた。「一筆啓上仕り候」なかなかの美声であった。
2022/7/18 スジグロシロチョウ
時折、出掛ける里山。静けさが何より好きで、そこで出会う野鳥やチョウなどの昆虫に思いを寄せながら、歩いている。
この日の出会いは、スジグロシロチョウ。今まで、何回か出会っているが、こんなに近くで、じっくり観察出来たことは、なかった。黄色のタンポポにとまって、なかなか綺麗である。開翅は、してくれなかったが、特徴も良く分かった。
少し離れたところでは、モンシロチョウが、2頭で、まるで会話を楽しんでいるように見えた。里山は、心穏やかに過ごせるところである。
2022/7/19 雨上がりの散歩道
雨上がりのひととき、近隣をゆっくりゆっくり歩いてみる。ほんの少し歩いただけで、色々な百合の花を見かけて少々驚く。オレンジ色が鮮やかなオニユリ。あちこちで良く見かけるヤマユリ。真っ白で清楚なイメージのカサブランカ。
ムクゲの花も見頃であった。ネムノキのところでは、ヒラヒラと舞って来たチョウがいて、大慌ててレンズを向けたが、すぐに姿が見えなくなってしまった。おそらくジャコウアゲハであろう。
エゴノキの実も、静かに揺れて散歩道は、のどかである。
2022/7/20 雨上がりの散歩道
雨の日が続いているが、雨上がりのひととき、近隣を久しぶりに歩いてみた。春にも見たシモツケが、わずかに花をつけている。夏のシモツケは、春に比べて花数が少ないと聞く。ハギやキキョウ、ワレモコウなどを見るといち早く秋の訪れを告げているようで少々驚く。
小さいながら、栗も実をつけていた。アカバナユウゲショウのところに姿を見せてくれたのは、キタキチョウ。雨に濡れたザクロの実も初々しい感じがする。ビッシリ実のついたドングリには、少々ビックリ。
ささやかな出会いを楽しみながら、ゆっくりゆっくり歩いてみる。
2022/7/21 ツバメ
久しぶりに、大好きな田んぼをゆっくり回ることにした。今の時期は、鳥との出会いが少なく、田んぼを回っても期待出来ないと思いつつも、田んぼ回りを選んだ。
前方に鳥影が見えた。かなりのスピードで飛んでいるツバメの群れである。全部で10頭ほどであろうか。以前は、もっともっとたくさんのツバメの群れを見ることが出来たのだが、昨今は、少ない。
そのツバメが、電線のようなロープのところに止まった。時折、ピントが外れてしまって、どうにも撮りにくい。それでも何とか数枚、ツバメを撮影できて大満足である。やはり田んぼは、鳥との出会いが待っていてくれるようである。
2022/7/22 ヤマトシジミ・ベニシジミ
蝶との出会いを楽しみに時折出掛ける里山。6月は、5種のゼフィルスに会えて大満足であった。ごくごく普通種の蝶でも、美しさに変わりはない。
春の頃、気になっていたのが、ヤマトシジミの少なさであった。近隣を散歩しても、ヒラヒラ舞うヤマトシジミは、たくさん見られたのだが、今年は、何故か出会わない。数が少ないのではなく、出会わないのである。しかし、里山を訪ねてみたところ、ヤマトシジミが、たくさん舞っているのを見て、大いに安心したのだった。
ヤマトシジミもベニシジミもごくごく普通に見られる平和な世の中が、いつまでもいつまでも続きますように。
2022/7/23 キジ
ゆっくりと田んぼ道を車で回ってみた。稲の緑もずいぶん色濃くなって、田んぼの中に鳥がいても探すことは困難なようである。道路を曲がりかけたとき、視界に飛びこんで来たのは、キジの若であった。
キジの雛に会いたいと願い、何度か田んぼに足を運んだのだが、しばらく雛の姿を見る機会には恵まれないままであった。若とは言え、まだ母鳥と一緒に行動しているので、幼さは充分残っている。
辺りの様子を伺うように母鳥と3羽のキジの幼鳥は、草陰に入っていったのだった。
2022/7/24 オオチャバネセセリ・ヒメアカタテハ
蝶との出会いを楽しみに、時折足を運ぶ里山。今年の春は、蝶との出会いが少なくて心配したが、徐々に増えているようで、出掛けるたびに、色々な蝶に出会え、とても楽しみである。
この日、久しぶりにオオチャバネセセリとヒメアカタテハに出会った。オオチャバネセセリは、目立たない蝶だが、存在感があって、私には、どっしりとして見える。ヒメアカタテハは、良く出会う蝶だが、なかなか美しい。
蝶との出会いを楽しみに、また里山に足を運んでみたいと思っている。
2022/7/25 ツバメシジミ
久しぶりのコースをゆっくり歩いてみた。歩くのが年齢と共に大変になり、身近な出会いを大切にゆっくりゆっくり歩いている。
草地のところで、ヒラヒラ舞うチョウが目に入った。良く良く見るとツバメシジミのようである。シジミチョウは大好きだが、ツバメシジミは、特に好きである。表翅がちらっと見えた。ブルーなので雄のようである。何とか全開してくれないかしらと思っていたら、こちらの願いが届いたようである。
ほんのひととき、ささやかな出会いながら、胸弾むひとときを過ごすことが出来たのである。
2022/7/26 キジ
緑の田んぼで出会ったのは、2羽の雄のキジであった。その2羽は、ライバルという訳ではなさそうで、つかず離れず、時には、ささやかな揉め事もあるようだが、かなり親密な関係のようである。
もしかすると兄弟なのだろうか。或いは、親子という可能性も否定出来ないのだろうか。いろいろ想像し、2羽の様子を観察してみたが、結局、真実は、明らかに出来なかった。
2022/7/26 キジ
緑の田んぼで出会ったのは、雄のキジ。雄のキジは、存在感があって、遠くからでも目立つが、この日の出会いは、何と雄のキジが2羽という豪華な顔ぶれ。
2羽の雄のキジが接近したところを大きくアップにしてみると、何とも迫力があり、見応えがある。肉垂れの赤色が、とても新鮮で、緑の田んぼを背景に映えて美しい。一瞬、伊藤若冲の絵画を思い浮かべたほどである。
田んぼは、大好きである。暑さが一段落したら、また、ゆっくり田んぼを回ってみたいものである。
2022/7/27 ナミルリモンハナバチ
「幸福を呼ぶ青い蜂」と言われ、人気の青い蜂がいる。3年ほど前に知人に教えて頂いて、その蜂の名前を知った。アキノタムラソウのところで見られることが多いと言う。また機会があったらと思っていたところ、馴染みの公園に姿を見せたと聞き、早速出掛けてみた。
先着の方が、ご親切にいろいろ教えてくださるので、すぐにナミルリモンハナバチを見ることが出来た。何と3頭もいて、ビックリ!!!木陰に咲くアキノタムラソウのところで、元気に飛び回っていた。
2022/7/28 シジュウカラ
雨が小降りになった頃、可愛い声が聞こえて来た。どうやらシジュウカラの幼鳥の声らしい。ベランダに出てみると、前方の植え込みにシジュウカラの姿が見える。大急ぎで、カメラを準備し、レンズを向けた。
良く良く見ると、枝につかまっているようにも見えるし、何か大切なものを抱えているようにも見える。足元には、ご馳走があったのかもしれない。そんなことを考えながらシジュウカラの可愛い姿を、しばし観察することが出来た。
2022/7/29 ハグロトンボ
自宅近くの小さな公園。小さな池もあって心落ち着き大好きな場所である。木が生い茂って少々薄暗いところを眺めていると何やら動いた。目を凝らして見ると、ハグロトンボのようである。
別の公園でも今季、ハグロトンボに出会っているが、見た目の印象がちょっと違う。とりあえずレンズを向けてみる。暗くてシャッタースピードがあがらず、ブレブレばかり。何とか数枚残すことが出来た。
近くには、うっそうとした木立があり、ツタが絡まって、なかなか風情がある。エノキも実をつけて大きな木陰を作っていた。
2022/7/30 オオスカシバ
ナミルリモンハナバチを探しに出掛けた公園で、オオスカシバも元気に飛んでいた。オオスカシバの透明な翅が綺麗で、動きも楽しく、良い被写体になってくれる。このオオスカシバが蛾と知ったときは、少々驚いた。
アキノタムラソウのところでも黄花コスモスのところでも、軽々と飛んでいて、見ていると実に楽しい。ついついたくさんシャッターを切ってしまい、画像も多くなってしまった。出会うと、きっとまた、レンズを向けていることだろう。
2022/7/31 カワラヒワ
久しぶりに河川敷まで車で出掛け、そのまわりをゆっくり歩いてみた。最初に目についたのがアレチハナガサである。ヤナギハナガサに似ているが、全体に野の草と言った風情である。
近づいて良く見ると、小さな蝶がとまっている。ツバメシジミだった。今まで見たツバメシジミの中で、これほど小さい個体がいただろうかと思うほど、小さかった。近くに比較できるものがなかったのが残念である。
草陰のところで何やら動く気配。カワラヒワの群れが一心に採餌していた。こちらの気配を察して飛び立ってしまい、少々残念である。しばらく車の中で待つと一羽のカワラヒワが飛んで来て草にとまった。鳥との出会いの少ない昨今。嬉しい出会いであった。
2022/7/31 モンキチョウ
野鳥だけでなく、蝶や蜻蛉、植物などにも関心を持つようになって、身近なところを散歩する機会が増えている。ささやかな出会いも大切にと思っているので、ゆっくり歩いていた散歩が、一層ゆっくりになり、出会いも増えているように思う。
ヤナギの木陰でひと休みと思っていたら、目の前にモンキチョウが飛んで来た。アカツメクサにとまったのだが、すぐ隣にもう一頭とまっている蝶が目に入った。久しぶりの出会いのチャバネセセリであった。
シロツメクサのところには、ヤマトシジミがゆっくりとまってくれた。のどかなのどかな散歩道。また、ゆっくり歩いてみたいものである。