タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2015/8/31 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

黄金色に輝く稲田が、あちこちに見え、田んぼの景色は、何とも美しい。その稲田も収穫が始まり、コンバインが、あちこちで活躍している。

そのコンバインの近くで、サギたちの群れを見ることがある。その中にアマサギを見つけた。以前は、コンバインを追いかけるようなアマサギの群れを見掛けることが多かったのだが、ダイサギ、チュウサギに出会うことは多くてもアマサギとの出会いは、案外少ない。

連日の雨に濡れた稲田は、秋の日差しを待ちわびているようだ。

2015/8/30 ショウドウツバメ Sand Martin

ショウドウツバメの画像

田んぼ回りをしている時、行く手を遮るように道路に降りているのは、たいていツバメ軍団である。車のフロントガラス越しに双眼鏡で確認するが、やはりツバメ。探しているのは、ショウドウツバメなのだが、なかなか出会えない。

数日前、ようやくツバメとは、明らかに違う姿が目に飛び込んで来た。双眼鏡でじっくり観察。探していたショウドウツバメのようである。全部で30羽くらい。こんなにまとまった数のショウドウツバメを見るのは、初めてである。秋の気配を感じる昼下がりのことであった。

2015/8/29 ツバメ Barn Swallow

ツバメの画像

田んぼ回りをしている時、行く手に黒い小さな塊が点々として見える。ツバメが道路に降りて休息している姿である。多い時には、50羽くらいのツバメが、道路に降りていた。

ツバメは、田んぼが大好きなようである。特にコンバインが稼働している場所では、数十羽のツバメが群れ飛んでいる。多分、ツバメの大好物があるのだろう。

飛んでいる姿は、歯が立たないので、何とか止まって欲しいと念じていたら、すんなりとまってくれた。これからツバメは集結し、暖かい国へと渡って行くことだろう。

2015/8/28 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

ここ数年、田んぼで出会うシギ・チが少なくなっている。しかし、昨年までは、タカブシギには、良く出会った。田んぼでも蓮田でもコチドリと一緒にいる姿を見掛けることが多かった。

今季は、そのタカブシギにも、なかなか出会えない。もちろん数回、出会っているのだが、以前に比べれば、その機会は、かなり減少している。

この日出会ったタカブシギは、わずかな水溜りにコチドリと一緒に居た。コチドリは、ちょこちょこ動き回っていたが、タカブシギは、直立不動。静かな朝のひとこまである。

2015/8/27 イカルチドリ Long-billed Plover

イカルチドリの画像

田んぼや蓮田を回って、比較的出会いが多いのが、コチドリとイソシギ。秋の渡りのシギたちとの出会いを求めて時折、田んぼ回りをするが、「ここにもコチドリ」「こっちの田んぼにもイソシギ」という具合にコチドリとイソシギには、良く出会う。

そのような中で、コチドリよりは、明らかに大きく、イソシギと同じくらいの大きさの鳥に出会った。どうやらイカルチドリのようである。比較する対象がないと、私には、なかなか判断が出来ないイカルチドリ。田んぼで出会えたのは、何年ぶりだろうか。

2015/8/26 ヒバリシギ Long-toed Stint

ヒバリシギの画像

数年前に比べれば、田んぼで出会うシギ・チの少なさは、何とも寂しい思いがする。それでも、わずかな出会いを期待して、時折、田んぼに足を運ぶ。

この日、蓮田で、遠くに見えるタカブシギを観察していた。そのタカブシギのすぐ近くに現れたのが、何とヒバリシギである。かなり距離があったので、かなりピン甘の写真だが、数枚、シャッターを押した。夏が去り、秋が深まれば、シギたちは、たくさん姿を見せてくれるだろうか。

2015/8/25クサシギ Green Sandpiper

クサシギの画像

田んぼのシギたちの秋の渡りは、数年前まで8月のお盆が終わる頃に最盛期を迎えていた。あちこちに休耕田があり、たくさんの出会いを楽しめたものであった。しかし、ここ数年、稲の収穫あるいは蓮の収穫が済んだころに、ポチポチと幼鳥が姿を見せ始める。以前に比べれば、数も種類も少なくなっているのが現状である。

シギたちの秋の渡りを期待しつつ回った田んぼで、クサシギに出会った。以前は、簡単に出会うことが出来たクサシギだが、今は、なかなか出会えない。嬉しい朝のひとときであった。

2015/8/24 セイタカシギ

セイタカシギの画像

そろそろ秋の渡りが気になるが、田んぼで出会うシギ・チは、あまりにも少なく、わずかな水場を探し回っている。蓮田は、かなり収穫が進み、黄金色に輝く稲田も刈り入れが始まって来た。これから、環境が整えば、今季も何とか秋の渡りが期待出来るだろうか。

少し前に出会ったセイタカシギ。最初見た時は、脚を折るようにして休んでいたので、新種の鳥に見え、内心ドキドキしたものである。しかし、立ち上がった姿を見るとセイタカシギの若。内心がっかりしながらも、その脚の長さには、羨ましい気持ちが募っていった。

2015/8/23 アオバズク Brown Hawk-Owl

アオバズクの画像

暑さの中で出会ったのは、アオバズクの巣立ち雛。木々の葉が覆い被さり、なかなか姿が見えない。色々方向を変えてアオバズクの姿を見ようと試みる。何とか1箇所、わずかに見えるところがあった。可愛い目がこちらを向いている。

1年に一度、暑さが本格的になる頃、緑の木陰でささやかな出会い。来年もこの地に飛来して欲しいものである。

2015/8/22 ツミ Japanese Sparrowhawk

ツミの画像

桜の花の咲く頃に飛来すると言うツミ。近年、越冬する個体も多いと聞く。

例年、暑さが本格的になる前に巣立ち雛を見るのだが、今年は、アクシデントがあったようで、かなり遅れた。それでも5羽が元気に巣立ったと聞いてホッと一安心。厳しい暑さが続いたが、皆、元気いっぱい林の中を飛び回っていたことだろう。後ひと月もすれば、渡りの時期を迎える。来年もまた、元気な姿を見せて欲しいものである。

2015/8/21 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

まだ日が昇り入らないうちに家を出て田んぼに向かう。稲田では、ツバメが群れ飛ぶ姿を見掛けることが多くなって来た。時には、農道にツバメがたくさん降りて、車の行く手を遮っている。

一頃、♪チョッピッ チュリリリ ピッ♪の声が、あちらこちらから聞こえていたが、今は、ずいぶん少なくなっている。ようやく、1羽コジュリンの姿を発見。黒頭巾が実に良く似合う。まだまだ暑い田んぼだが、コジュリンの涼やかな姿にホッと一息。嬉しい朝のひとこまである。

2015/8/20 タシギ Common Snipe

タシギの画像

黄金色に輝く稲田も、少しずつ収穫が始まっている。農作業のお邪魔にならないように、時間を考え、手短に田んぼ回りをする。

今シーズン、まだ出会いのなかったタシギが、草の間からわずかに顔を見せ、待っていてくれた。それは、まるで出迎えてくれているかのような姿勢に見え胸が弾んだ。収穫が進めば、タシギとの出会いは、多分増すことであろう。しかし、この日の出会いは、格別、新鮮で嬉しいものであった。

2015/8/19 バン Common Moorhen

バンの画像

太陽が照り輝く日ばかり続いていたが、久しぶりに雨が降り、大地が潤った。雨の後の田んぼは、どうなっているだろう。何か出会いがないだろうか。淡い期待で田んぼを回ってみる。

黄金色に輝く稲田もあれば、青々として実りまでには、少々時間がかかりそうなところもある。前日の雨で、すっかり乾き切った田んぼにも雨水が入り、どの稲田も生き生きとして見える。その雨水が多すぎたのだろうか。バンが、稲の上に乗って休憩中。何とも思いがけない光景であった。

2015/8/18 コチドリ Little Ringed Plover

コチドリの画像

まだまだ続く暑さの中で、時折、田んぼを回ってみる。一頃の暑さの最中には、流石に足が遠のいていたが、黄金色に輝く稲田は、なかなか見応えがあり、見張り番のカカシも快く出迎えてくれているようだ。

黄金色の稲田近くで出会ったのは、コチドリ。たった1羽で、ゆったりくつろいでいる様子。近くには、チュウサギの姿が見えるだけ。収穫が始まり、コンバインが稼働し始めれば、ゆったりくつろげる場も少なくなってしまうのかもしれない。

2015/8/17 カワラヒワ Oriental Greenfinch

カワラヒワの画像

見渡す限り広々と広がる稲田。その稲田から時折、飛び立つのは、カワラヒワ。飛び立つと羽の黄色が鮮やかに目に飛び込んでくる。地味な鳥だが、飛び立つとなかなか綺麗だ。

車でそっと近付くのだが、こちらの気配を察するのか、すぐに飛び立ってしまう。ようやく水浴びをしているカワラヒワを草の間から見ることが出来た。バシャバシャバシャバシャ何度も何度も水浴びするので、羽は、グシャグシャ。

黄金色に輝く稲田に、カワラヒワが数羽、飛んで行く。

2015/8/16 オオタカ Common Sandpiper

オオタカの画像

8月も半ばを迎えたが、まだまだ暑い。それでも空を仰ぐとポッカリ浮かんだ雲に、わずかながら秋の気配を感じる。それは、郷愁にも似た淡いかすかな気配である。

田んぼ回りで、思いがけず出会ったのは、オオタカの若。暑さの中で、水場を探していたようだ。草の陰から、そっと近づくと、距離はあるもののオオタカの姿が良く見える。嘴を水溜りにつけて、美味しそうに水を飲んでいた。「熱中症にご注意!」そう警告しているようにも見えた。

2015/8/15 イソシギ Common Sandpiper

イソシギの画像

猛烈な暑さは、一息ついたとは言うものの、それでもじっとりと汗ばむ。少々早起きして田んぼや蓮田を回ってみる。蓮の収穫は、あちこちで進んでいる。稲穂は、黄金色に輝き、収穫の時を待っている。

見通しの良い蓮田に差し掛かると、1羽のシギが飛んで来た。もしやクサシギでは?と淡い期待が胸をよぎる。しかし、着地した方向を良く見るとイソシギだ。それでも出会いの少ない時期だけに、迷わずレンズを向ける。ささやかだが、嬉しい出会いのひとときである。

2015/8/14 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

♪ジリジリジリ♪ミーンミーンミーン♪あちらからもこちらからも蝉の声が聞こえて来る。遠くでは、ツクツクボウシも鳴いている。ツクツクボウシの声は、♪オーシーツクツク♪と思っていたが、♪ツクツクボーシ♪と鳴き始めると記載してあるものもある。鳥の聞きなしもそうだが、色々あるようだ。

コジュリンは、鳴き声が涼やかで、葦原や草原で、かなり広範囲に響き渡り、その存在を知ることとなる。この日も、♪チョッピッ チュリリリ ピッ♪の声が良く通り、ひととき夏の暑さを忘れさせてくれた。真夏にコジュリンとの出会いは、嬉しいものである。

2015/8/13 バン Common Moorhen

バンの画像

立秋を過ぎた頃から、幾分過ごしやすくなって来た。暑さは、まだまだ続くことだろうが、一頃の猛暑を思えば、何とかこの夏も乗り切れそうである。

蓮田は、緑の大きな葉と白色の花が辺り一面覆っていたが、あちこちで収穫が進み始めた。そのような中でバンの幼鳥に出会った。この蓮田は、バンの一家にとって住み心地が良いらしく、成鳥も雛も若鳥も色々な個体を見る機会があった。この幼鳥の仕草も実にゆったりしていて、見ていて心安らぐものがあった。

2015/8/12 アオサギ Grey Heron

アオサギの画像

私は、好んで田んぼ回りをする。それは、シギ・チに出会えるかもしれないと言う期待感からである。見渡すかぎりの稲田は、早いところでは、7月末に稲刈りが始まっていた。蓮田に回ってみると、こちらも早いところでは、収穫が始まっている。

今季は、至る所の蓮田が、青々と大きな葉を広げ、白い花もあちこちに見える。ピンクの花もちらほら見受けるが、白色が圧倒的に多い。その蓮田で良く見掛けるのがアオサギである。涼し気な顔で佇んでいるアオサギ。鳥の少ない真夏には、なかなか良いものである。

2015/8/11 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

連日の暑さで、田んぼ回りもままならない。今季、渡りの気配らしさを感じたのは、7月の半ば過ぎ。わずかな望みで立ち寄った水場。本当にささやかな場所なのだが、偶然にも2羽のアオアシシギと2羽のオオハシシギが飛んで来た。これは、期待出来るかもしれない。大いに胸が弾んだ。

そのオオハシシギが、日を追うごとに、2羽から3羽になり5羽になり7羽になって嬉しさが増していく。珍しいシギではないが、夏羽のオオハシシギは、優雅で美しい。 しかし、この水場も日照りが続き、干上がって行く。シギたちの居場所が、どこか安定すれば良いのだが。

2015/8/10 アオバズク Brown Hawk-Owl

アオバズクの画像

♪ジリジリジリジリ♪暑さを増すような声の主は、アブラゼミ。8月に入って一層、その声を聞く機会が増えて来たような気がする。夏休み中の子供たちの声もアブラゼミには、かなわない。

緑の森で出会ったアオバズクの巣立ち雛。見上げるような位置であったが、多くの人に見守られて、初めて見る世界に興味津々。時折、伸びをしたり、葉をくわえる仕草をしたり、色々な表情を見せてくれた。今頃は、静かな森の中で、親子でくつろいでいることであろう。

2015/8/9 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

連日の猛暑には、もう言葉も無い。暑いとは言え、まだ早朝は、過ごしやすかった頃、田んぼで出会ったコジュリン♀。黒頭巾をかぶったようなコジュリン♂は、鳴き声がしなくても、その存在が遠目にも分かる。しかし、♀は、目立たず、出会いの機会もごく稀である。

この日は、ごく近くで、何やら動く気配。コジュリン♂が遠くにいたので、もしやと思ってよくよく見ると、やはりコジュリン♀。背景も良く、至近距離で出会えた嬉しさは、心に残るものである。

2015/8/8 エリマキシギ Ruff

エリマキシギの画像

私の大好きなシギのひとつがエリマキシギ。春の渡り、秋の渡り、そして越冬する個体もいて、エリマキシギとの出会いは、田んぼめぐりの中で、大きな楽しみのひとつであった。それが今では、エリマキシギに出会うことが、なかなか難しい。そこで、かつて出会ったエリマキシギの中で印象に残る個体をいくつか、ここに記しておきたいと思う。

一番印象深いのは、2009/8/6に出会った夏羽のエリマキシギである。当時の機材では、これが精一杯であった。2012年の4月~5月にかけて2個体のエリマキシギが数日間滞在し、換羽の状況も観察することが出来た。

フインランドで見られる夏羽のエリマキシギのようなわけにはいかなくても、エリマキシギを身近なフィールドでゆっくりじっくり観察したいものである。

2015/8/7 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

私が、シギに関心を持つようになった頃、秋の渡りは、7月半ば過ぎに始まっていた。あの頃、エリマキシギやウズラシギ、コアオアシシギ、ヒバリシギなど、それほど苦労することもなく見られたものである。ここ数年、田んぼで出会うシギの何と少ないことだろう。

タカブシギは、比較的出会いが多いが、近くで出会う機会が減って来ているように思う。この日も、かなり遠かった。それでも嬉しいシギとの出会いである。

2015/8/6 イソシギ Common Sandpiper

イソシギの画像

暑い日が続いている。猛暑と言うのか酷暑と言うのか、とにかく暑い。気になっている田んぼだが、何と早いところでは、もう稲刈りが始まっている。新米が出回るのも、もう間もなくなのだろうか。7月の半ばに田植えをしているところもあるのだから、田んぼも様々である。

真夏の蓮田で出会ったのは、イソシギ。以前は、それほど積極的にレンズを向けることのなかったイソシギだが、この時、急いでレンズを向けていた。鳥との出会いの少ない真夏。イソシギが涼しさを運んでくれた。

2015/8/5 アオアシシギ Common Greenshank

アオアシシギの画像

田んぼの風景は、10年ほど前とは、様変わりしている。以前は、至る所に水をたたえた休耕田があり、鳥たちとの出会いも多かった。今は、見渡す限り稲田、稲田、稲田。さらに今年は、蓮田も、蓮の葉と白い花で埋め尽くされている。

稲や蓮の収穫が進むのを待たなければ、シギたちとの出会いは、なかなか難しいことであろう。そのような中で出会ったアオアシシギ。この日、3羽のアオアシシギに出会った。久しぶりに聞く♪ピョーピョーピョー♪の声が、胸の奥深くまで染みわたるようであった。

2015/8/4 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

田んぼに飛来するシギ・チに関心を持つようになってから、そのシーズンが始まる前に、まず休耕田を探していた。ところが、今では、そのような環境は、望むべくもない。ささやかな水場も、連日の猛暑で干上がりつつある。

オオハシシギを最初見た時は、2羽であったが、少しずつ増えて、この日7羽を観察した。距離はあるものの夏羽のオオハシシギが、7羽揃うとなかなか見応えがある。ひととき、夏の暑さを忘れさせてくれる出会いであった。

2015/8/3 セイタカシギ Black-winged Stilt

セイタカシギの画像

暑い暑いと言いながら、一日一日が過ぎていく。今の時期、秋の渡りのシギ・チが気になるが、この暑さでは、田んぼ回りもなかなか難しい。それも以前のように休耕田でもあれば、望みもあるが、範囲をかなり広げて回ってみても望みにつながるような場所は、見当たらない。

スラリとした体型が涼を呼ぶシギ、セイタカシギ。一時は、10羽以上が群れていたが、分散したのか、2羽とか3羽見掛けることが多い。セイタカシギは、干潟で出会うものと思っていたので、数年前、初めて蓮田で見掛けた時は、嬉しかった。しばらく滞在して欲しいものである。

2015/8/2 ツミ Japanese Sparrowhawk

ツミの画像

桜の花の咲く頃に飛来すると言うツミ。鷹の渡りの時期に白樺峠の上空で見たこともあるが、近年は、日本で越冬する個体も多いようである。

例年訪れる公園のツミ。今年は、繁殖に失敗し、巣立ちがずいぶん遅れていたのだが、かなり暑さが増した頃、無事に5羽が巣立ったと言う。どの鳥にも共通することだが、雛は、可愛い。初々しさと幼さと危なっかしさ、それらが雛を見る人の心を優しくしてくれるのだろう。

2015/8/1 アオバズク Common Pheasant

アオバズクの画像

今日は、もう葉月。アブラゼミやミンミンゼミの声が夏真っ盛りを感じさせてくれる。朝、日の出前には、メジロの囀りが聞こえることがあり、戸惑いながらも嬉しい気分に浸っている。

青葉の頃に飛来したアオバズク。雛の巣立ちを心待ちにしていたが、先月半ば過ぎに、無事に2羽が巣立った。毎年、見る光景ながら、雛の愛らしい顔に癒される思いがする。この雛たちは、日本が生まれ故郷と言うことになるのだろう。この地を忘れずに、いつかまた飛来して欲しいものである。