2016/2/29 オオワシ Steller's Sea Eagle
諏訪湖のオオワシ・グルは、1999年に衰弱しているところを保護され、以後、毎シーズン飛来しているという。今季で、何と17季連続というから本当に素晴らしいことだと思う。
グルの名前の由来は、保護された時に「グルッ」と鳴いたので、名付けられたという。その時の恩に応えるべく毎年、飛来しているのだろう。諏訪の人々の温かく深い思いやりの心を感じるものである。そのグルに一度会いたいと願っていたが、先日、夢が叶った。青空が広がり、2月とは思えない暖かい日。グルは、魚をしっかりつかまえ、目の前を飛んでくれた。
2016/2/28 キバラガラ Yellow-bellied Tit
冬鳥の飛来が少ない中で、話題をさらった鳥のひとつが、キバラガラ。昨年11月の末頃から銚子の松林で観察され、その動きの速さから翻弄された人も多かったことだろう。
私は、三度目にしてやっとキバラガラの姿を見ることが出来た。あちこちのブログや知人に見せて頂いた画像などから、キバラガラの姿を目に焼き付けていたが、現地で、メジロの群れと現れたキバラガラを初めて見たときの感激は、深く心に残るものである。
2016/2/27 日本の野鳥識別図鑑のご紹介
新しく誠文堂新光社から野鳥識別図鑑が出版されます。掲載種は、460種。見られる確率が高い種や観察される頻度の高い種を調べやすく掲載しています。巻頭には、インデックスページとして「早見チャート」があり、フィールドなどで見た野鳥を図鑑から見つけやすくするための配慮がなされています。初心者の方でも野鳥観察を十分、楽しめるよう、専門用語を平易な言葉に置き換えるなどの配慮もなされています。フィールドで扱える大きさですので、屋内、屋外で活用出来ると思います。
中野 泰敬・叶内 拓也・永井 凱巳 著 ( 監修 叶内 拓也 )
発行所 : 誠文堂新光社 2016年3月10日 発売 定価 : 3,240円
2016/2/26 ヤマガラ Varied Tit
ハクチョウたちの北帰行もあちこちで始まった。すでに旅立ったハクチョウも多く、だんだん寂しくなっていく。冬鳥が少ないと嘆きの声をずいぶん耳にしたが、それでもコハクチョウ、オオハクチョウに今季も出会えたことに感謝である。
近隣の公園では、数は、少ないながらもヤマガラに何度か出会った。ヤマガラの独特の鳴き声が、聞こえて来ると、足をとめ、辺りを見渡す。あの愛嬌のある顔を見ると、ほっとして、心安らぐ思いがする。どこからともなく、♪ニーニーニー♪の声が聞こえて来る。
2016/2/25 アオジ Black-faced Bunting
少し小高くなったところに松林が広がる。朝、まだ散歩の人も通らない頃、その松林に入ると一斉に飛び立つ鳥がいる。それは、アオジだった。冬鳥が少ないというのに、こんなにたくさんのアオジがいることに驚く。しばらく歩くとシジュウカラも数羽、姿を見せた。数年前までは、ビンズイがたくさん飛び立ったのだが、近頃は、ほとんど見掛けない。
紅梅と白梅のところに行くと、また、アオジが飛び立った。そのアオジが、嬉しいことに紅梅にとまってくれた。ほんのひととき、心和む出会いである。
2016/2/24 キクイタダキ Goldcrest
冬鳥の飛来が少ないとずいぶん耳にするが、今季は、どうやらキクイタダキの飛来が、あちこちで確認されているようである。オジロビタキのいる公園で、昨シーズンミヤマホオジロで賑わった公園で、オオワシが近くを飛ぶという公園でもキクイタダキに出会った。
いつも高い高い松の木を見上げてキクイタダキの忙しい動きを見ているのだが、今季は、目線まで降りて来てくれることも、しばしばである。ただし、動きは、相変わらず速いので、一瞬を捉えることは、なかなか難しい。春の足音も聞こえてきそうな松林での出会いである。
2016/2/23 イカル Japanese Grosbeak
公園の奥の方から懐かしい声が聞こえて来る。♪キィーコー キイー キキココキィー♪それは、イカルの声である。初めてイカルに出会ったのは、奥多摩の御岳山。大きな大きな欅の木に2羽のイカルが飛んで来た。それが初めての出会いだった。次に出会ったのは、山中湖。霧が立ち込める中聞いたイカルの声は、神秘的なものであった。
近隣の公園で久しぶりに出会ったイカルは、高い高いユリの木にとまったり、枝が込み入った奥の方を動きまわったり、なかなか撮影出来る状態ではなかった。それでも久しぶりの出会いは、嬉しいものである。
2016/2/22 ジョウビタキ Daurian Redstart
今季、なかなか出会えなかったジョウビタキ♂。一度、出会うと二度、三度。近頃、あちこちで良く見掛けるようになって来た。まだ、蕾が固く、開花が待たれる小さな梅林に行ってみると、奥まったところの石の上にジョウビタキがチョコンととまった。
そのジョウビタキが、すぐに飛んで紅梅のところに来たが、止まり心地が悪かったようで、すぐに移動。今度は、白梅のところに飛んで来た。距離も程良く梅の花も良い感じ。早速、レンズを向ける。冬鳥の飛来が少ないと嘆いていたが、少しずつ姿を見せているようである。
2016/2/21 アトリ Brambling
近隣の公園にアトリが飛来していると聞いてから、ずいぶん日にちが経ってしまった。もう姿を見ることは、難しいかもしれないと思いながらも出掛けてみることにした。
久しぶりに訪れた公園は、ひっそりしている。それでもカメラマンの姿が2人ほど。少し探しまわってみたが、見つけられない。諦めて帰ろうとしたとき、カエデの木の奥のほうで、鳥影を見た。それがアトリだった。多いときには、かなりの群れだったと聞くが、この日見たのは、2羽。それでも嬉しいアトリとの出会いである。
2016/2/20 メジロ Japanese White-eye
ミコアイサに出会った公園の池の畔に梅の木が、数本ある。その梅の木から、甘い香りが漂ってくる。ミコアイサにばかり気を取られていたが、♪チーチー♪という声に振り向くと満開の梅の花の中を見え隠れするようにメジロが動きまわっている。
お散歩コースの梅林では、なかなか姿を見せなかったメジロが、ここでは、目の前。嬉しくなって、早速、メジロにレンズを向ける。甘い香りと薄紅色の梅の花。メジロの顔が輝いて見えた。
2016/2/19 エリマキシギ Red-necked Grebe
気になりながら、しばらく足が遠のいていた蓮田。前回訪れたのは、今年になって間もなくのことであるから、1ヶ月以上もご無沙汰だったことになる。オオハシシギが相変わらずたくさん滞在中とのことで、その様子を見たくて出掛けてみた。
蓮田には、オオハシシギが、いくつかのグループに分かれて、一心に食事中。気が付くとオオハシシギの群れの中に羽の違うシギがいる。久しぶりに見るエリマキシギ2羽である。春の渡りには、まだ早く、1月の半ば過ぎに観察されている方もいるので、恐らく越冬個体であろう。
羽繕いの後、飛び立ってしまったので、観察時間は、10分ほどであったが、久しぶりに見るエリマキシギの羽が、ことさら美しく見えた。
2016/2/18 アカエリカイツブリ Red-necked Grebe
今季、カンムリカイツブリには、何度も出会った。手賀沼で、印旛沼で、霞ヶ浦で、銚子で一体、何個体に出会ったことだろう。
銚子方面の海辺で出会ったのは、アカエリカイツブリ。以前、嘴の色と形状が、識別のポイントと教えてくださる方に出会い、それ以後、嘴に注目するようになった。お陰で、かなり距離があっても、識別が楽になった。この日は、水路に2個体のアカエリカイツブリがいて、つかず離れず、潜水を繰り返していた。夏羽になるまで、滞在してくれるだろうか。
2016/2/17 ミコアイサ Smew
以前、トモエガモが♂♀で飛来したことがある公園に、ミコアイサが今年も飛来しているという。トモエガモ♀は、数年、続けて飛来してくれたが、ミコアイサも昨年の個体であろうか。早速、出掛けてみると、池の対岸近くをゆったり泳いだり、潜水したりを繰り返している。
しばらく様子を見ながら、ミコアイサが近づいてくれるのを待った。こんなに近くでミコアイサを見る機会は、ないのではないかと思うくらい近くまで来てくれた。白い衣装を身にまとい、目の周りの黒がチャームポイント。一見、パンダ風のミコアイサは、公園の人気者である。
2016/2/16 ニシオジロビタキ Red-breasted Flycatcher
晩秋から滞在しているニシオジロビタキ。人気度が高く、ずいぶんたくさんのカメラマンを集めている。久しぶりに訪れてみると、前回より一層元気に辺りを飛び回り、自由奔放という感じ。梅の木にとまったり、松の木の中に入り込んだり、カエデの木に飛び移ったり、芝地に降りてみたりとその元気さに圧倒されそうである。
出来れば、季節の梅の花をとり入れてと思って出掛けてみると、何とか梅の花が入る位置にとまってくれた。今しばらく滞在してくれることだろう。
2016/2/15 ウミアイサ Red-breasted Merganser
昨シーズンは、寒風の中、何度も通った銚子方面の海辺。今季は、少し足が遠のいていたのだが、久しぶりに出掛けてみると、かなり近くでウミアイサ♀の姿を見ることが出来た。昨シーズンもウミアイサ♂♀を見ているのだが、逆光で距離があり、写真を撮るには、少々厳しかった。
車からの観察とは言え、目の前にウミアイサがいるのは、とても嬉しい。ボサボサの茶髪。赤い目、赤い嘴。この独特の風貌が愛おしい。また、近いうちに出掛けてみたいと思う。
2016/2/14 キクイタダキ Goldcrest
松林の中に入ると、小さな鳥が動く気配がする。見上げるような位置にいる小鳥が、元気良く飛び回り、松の中に入って行く。どうやらキクイタダキのようである。忙しい動きをするので、なかなかファインダーに入れられない。
かなり低い位置に降りて来て、桜の木を横に移動したりするのだが、どうもタイミングが合わない。ボケボケ画像を量産し、何とか撮れた1枚。キクイタダキは、可愛いが、なかなか手強い。
2016/2/13 アメリカコガモ Common Teal
7年前の早春、谷津干潟で出会ったのが、アメリカコガモ。ご親切に教えてくださる方があり、ズグロカモメとアメリカコガモのツーショットを撮ることが出来た。アメリカコガモは、毎年、どこかに姿を見せているようだが、その後、なかなか縁がなかった。
先日、またまたご親切に教えてくださる方に出会い、思いがけずアメリカコガモを間近に見ることが出来た。近くには、コガモの♂♀が数羽、オオバン、カイツブリ、バン、カンムリカイツブリなどが居て、肝心のアメリカコガモは、睡眠中。その位置を的確に誘導して頂かなければ、とても分からなかった。教えてくださった方に心から感謝である。
2016/2/12 キバラガラ Ancient Murrelet
昨年の11月から滞在しているキバラガラ。動きは速く、神出鬼没。松林のどこに出るか分からない。何度通っても出会えないと言う人もいれば、1回目で、バッチリ、その姿を撮影された人もいる。
お腹の鮮やかな黄色が、ポイントだが、距離があると、結構難しい。松の中を動き回るキバラガラを目で追っていて、いつの間にか、アオジに入れ替わっていたことがあった。近くで見れば、間違えようのない鳥なのだが、キバラガラの動きの速さに振り回され、失敗してしまった。
何とか近くで出会いたいとの思いが通じたのだろうか。この日の出会いは、近かった。桜の花の咲く頃まで、滞在してくれるだろうか。
2016/2/11 ウミスズメ Ancient Murrelet
昨シーズン、何度も出会ったウミスズメ。今季も出会いたいと願っていたのだが、なかなか機会がめぐって来ない。ところが、フラリと立ち寄った海辺で、かなり間近にウミスズメを見ることが出来た。
海辺で出会う鳥たちは、結構警戒心が強く、車から出て観察しようと思うと、たちまち遠ざかって行く。ところがウミスズメは、案外、警戒心が薄い。以前、岸壁のすぐ近くまで来たウミスズメを真上から撮ったことがあった。海に潜る瞬間の姿は、まるでペンギンの様。とは、知人の言葉であるが、その姿は、ほのぼのとして何とも愛らしい。またの出会いを楽しみにしている。
2016/2/10 ツグミ Dusky Thrush
散歩コースの梅林を訪ねてみると数本の白梅がほころび、甘い香りをはなっている。後、2週間もすれば、ほぼ満開になり、さらに甘い香りで辺りを包んでくれることだろう。
良く足を運ぶ公園の紅梅は、まだ蕾が固く、ほとんど開花していない。この紅梅には、ルリビタキやジョウビタキが姿を見せたこともあったが、今季は、全く気配がない。この日、紅梅のところを通りかかると、ツグミが姿を見せ、ポンと梅の木に飛び乗った。梅にツグミ。これもまた良いものである。
2016/2/9 シロエリオオハム Pacific Loon
今季は、冬とは思えない暖かい日もあったりして、鳥たちも戸惑っているのだろうか。冬の海辺で見られる鳥たちも、なかなか姿を見せてくれなかったのだが、1月も半ばを過ぎた頃から、ポツポツ水鳥たちの噂を耳にするようになって来た。
昨シーズン、何度も何度も通った銚子方面の海辺に行ってみると思いがけず、見慣れない鳥の姿が、遠くに見えた。ファインダー越しに見てみるとシロエリオオハムのようである。以前、夏羽は、見ているが、冬羽は、はじめてである。しばらく待っていると、こちらの思いが通じたかのように、ぐんぐん近づいて来る。正面の顔は、何とも楽しい。久しぶりに嬉しい出会いとなった。
2016/2/8 タヒバリ Buff-bellied Pipit
四季折々、私は、好んで田圃めぐりをする。冬の田んぼは、殺風景だが、鳥との出会いは、案外多かった。「多かった」と過去形なのは、田んぼで出会う鳥たちが、ここ数年、減少の傾向にあり、この冬は、寂しいと感じるくらいに少なくなっているからである。
以前は、オオジュリン、カシラダカ、ホオジロは当たり前。ホオアカ、時には、コホウアカに出会うこともあった。鳥との出会いの少なかった日、蓮田でタヒバリに出会った。タヒバリが軽やかに飛び回る姿を見ていると、心がほっこり温かくなってくる。
2016/2/7 エナガ Long-tailed Tit
木立に囲まれた静かな公園。時折、アオジが飛び立ち、シジュウカラが、鳴きながら姿を見せる。枯れ草の中からは、ウグイスの地鳴きも聞こえて来る。この公園で姿を見掛けるジョウビタキは、どうやら♀だけのようだ。
♪チュリリリリ♪木立の中から聞こえて来たのは、エナガの地鳴き。エナガは、大好きな鳥で、出会えただけで嬉しくなってくる。しかし、エナガの動きは、忙しく、木々の間を飛び回ると撮影は、難しい。ふと立ち止まったエナガ。木の上を見上げて何を考えているのだろうか。
2016/2/6 コヒバリ Asian Short-toed Lark
鳥との出会いは、本当に不思議だと常々思う。たまたまその日、その時間に、その場所を通りかかったから出会えたというケースが、今までいくつかあった。
2014年11月に出会った鳥なのだが、稲敷方面でヒバリシギを探し回って会えなかった日の帰り道。何とも気分がすっきりせず、田んぼの風景を眺めながら車を走らせていると前方に白っぽい鳥がいる。ヒバリの白化個体かしらと思い、かなり離れた位置からレンズを向けた。その時、その鳥が、なかなか出会えない鳥とは気が付かず、コヒバリかもしれないとは思いつつも、そのままになっていた。
この度、同定して頂く機会があり、コヒバリで間違いないとのこと。もう少し鮮明に撮れていたらと残念な思いがするが、出会った日の翌日も翌々日も探して見つけることが出来なかったのだから、一期一会であったのだろう。その出会いに感謝である。
2016/2/5 ジョウビタキ Daurian Redstart
秋が深まって来ると、近隣の公園や、沼のほとりなどに姿を見せるジョウビタキ。今季は、何故かジョウビタキ♀との出会いばかりで、♂に出会う機会がなかなかめぐって来なかった。
この日、久しぶりに出掛けてみると、木立の中からジョウビタキの声が聞こえて来る。あっちへ飛んだり、こっちへ来たり、案外、愛想が良い。しばらく様子を見ていると、埴輪の方に飛んで行った。埴輪の上に止まると、右を見たり左を見たり。ジョウビタキも古墳時代にタイムスリップ。冬の日差しが、辺りを包む。
2016/2/4 シロハラ Pale Thrush
「立春」という言葉には、春の訪れをほのかに感じさせるものがある。それは、寒い冬から開放されたいという願望からくるのだろうか。立春とは、春が始まった第一日目であり、節分の翌日から雨水までの期間が立春なのだという。今年は、2月4日から2月18日までということになるらしい。
冬鳥の飛来が少ないと嘆きの声が聞かれる中で、シロハラには、良く出会う。この日、早朝の公園は、冷え冷えとしていたが、シロハラが愛想良く姿を見せてくれた。桜の木肌が、わずかに淡いピンク色を帯びているように見え、春近しを感じさせるものがあった。
2016/2/3 キバラガラ Yellow-bellied Tit
海に面した防風林の中に入ると静かな散歩道が続いている。そこは、公園になっていて、松林の中からアオジ、シジュウカラ、メジロなどの声が、聞こえて来る。その松林には、キクイタダキも時折、姿を見せる。そしてお腹の黄色いキバラガラが忙しく動き回ることもある。
そのキバラガラが、目の前に現れた。メジロの群れを目で追っていると、メジロとは違う色の小鳥が姿を見せた。それが、キバラガラだった。残念ながら、枝の影が写ってまだらになってしまったが、キバラガラに出会えた記念の1枚である。
2016/2/2 ルリビタキ Red-flanked Bluetail
寒い朝だったが、静かな木立の中に入ると、風もなくほんのりと暖かい。カサコソと枯れ葉を踏んで、歩く。黒々とした土の上を歩くと、靴が食い込んだ。どうやら霜が降りていた所に、朝日があたって解け始めたようだ。
散歩の女性が、「アッ!あそこに。」と声を上げた。何?と辺りを見渡す。込み入った枝の奥に鳥影が見える。ルリビタキだ!しばらく待つと、全身、姿を見せてくれた。瑠璃色が鮮やかな成鳥♂である。嬉しい朝のひとこまである。
2016/2/1 オジロビタキ Taiga Flycatcher
暖冬、暖冬と言われていたが1月下旬に寒波が押し寄せ、西日本では、記録的な大雪に見舞われた。観測史上はじめての雪という地方もあるのだから、異常気象ということになるのだろう。春のような暖かい日もあったり、肌を刺すような寒い日もあったりで、今日は、もう如月。
散歩コースの梅林を訪ねてみると、まだ三分咲きと言ったところだが、甘い香りがわずかながら漂ってくる。ここは、白梅ばかり。先日訪れた紅梅のところでは、オジロビタキが、鳴きながら飛び回っていた。あの紅梅は、もう満開になっただろうか。